見出し画像

おいしくるメロンパンにハマってみた〜可愛い名前のエモいバンドについて〜

タイトルを見て「何だこれ?」と思った方もいるのではないでしょうか?
実は「おいしくるメロンパン」はバンドのグループ名前なのです!

今回はこれまで名前だけで敬遠していたバンド
おいしくるメロンパンの曲を1週間聴いてみた
ので、その感想や印象をまとめていこうと思い
ます。

おいしくるメロンパンとは?

2015年9月から活動している3人組ロックバンド

メンバー:ナカシマ(ギター、ボーカル)
            峯岸翔雪(ベース)
            原駿太郎(ドラム)

「おいしくるメロンパン」というバンド名は、ある日ナカシマがメロンパンを食べていた時に「メロンパンが美味しい状態である」ことを表す言葉として思い付いた「おいしくるメロンパン」というワードが由来となっている(ただし、ナカシマ自身は「メロンパンはそんなに好きではない」とも発言している)。
Wikipedia「おいしくるメロンパン」より

公式サイトはこちらから↓

おいしくるメロンパンの魅力

このバンドの最大の魅力は表現力です!
歌い方、曲調、歌詞等様々な表現を使い間接的に見せたい情景を聴き手に伝えています。

伴奏も上手く、どんどん盛り上がる激しい演奏もオシャレで綺麗な演奏もどちらにも振れる事ができます。
どちらの要素もあるからこそ緩急の付け方が光るのかなと思います。

また、他のバンドには無い特徴として「水」が
似合う事が挙げられます。
曲名にも「水」が含まれる曲が多く、オシャレさと爽やかさを持ち合わせた彼らの特徴をよく表しています。

オススメの曲

1.『シュガーサーフ』

可愛いバンド名からは想像できないくらいバッチバチにカッコイイ曲です。
MVやボーカルの声、メンバーのルックスのお陰でカッコ良さだけでなくオシャレな雰囲気も出ています。

ノリノリのメロディーと爽やかな歌詞と歌声が
ピッタリとマッチしています。
細かい所では「その歌を」の部分のリズムの
取り方や音の引き方が絶妙で好きです。

2.『あの秋とスクールデイズ』


落ち着いた歌声からサビで一気に激しくなる
盛り上がり方が堪らない1曲です。
同じ「情けないな」という歌詞でも意味がガラッと変わってくるように感じます。
最初は静かに振り返っている時の悲しみが、サビでは激しく後悔している様子が伝わってきます。

歌詞も秋めく景色を見て学生時代を思い出す情景が現されています。
直接的な表現が無いですが、何があったのか
ハッキリと分かる様になっています。
情景と歌い方だけで伝えられるなんて表現力が
ずば抜けていますね!

3.『dry flower』

声も顔も不器用なとこも全部全部嫌いじゃない方のドライフラワーです(笑)

途中の転調で一気に演奏が激しくなり歌い方も
変わります。
そこから突然静かになり時間が止まった錯覚に
陥ります。
この曲調の温度差で終わりを物語っているのが
なんとも言えないですね!

この曲では「紫陽花」という季節感のある花が
登場しています。
こういった時期を一言で伝える歌詞が分かりやすくて上手いんだよなぁ…。

終わりに

今回は個人的な好みもあり、激しめの曲ばかり
オススメしましたが、全体的には落ち着いた曲が多いです。
曲だけでなく歌詞も作り込まれてるので、読み
込んでみても楽しそうだなと思いました。

メロディーのオシャレな感じやボーカルの声質
からサカナクションやクリープハイプが好きな方に特にオススメしたいです。
名前だけで避けていた方もいるかと思いますが、一見の価値はあると思います。

ここまで見ていただきありがとうございました!
コメント欄でオススメのアーティストの紹介を
お待ちしています。また、感想やいいねをいただけると今後の励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?