起業週報(1/14~)

営業・ヒアリングが本格化し、何社も回っていく。企業によって反応様々だが、どうやっても規模が大きく決済というクライアント企業の根幹に関わるソフトウェアである以上、セキュリティや安全性というところももちろん課題になる。要は実績・信用というところ。そうした体制と品質をつくっていく他ないし、信用を積み上げていくしかないけれど、やはり時間がかかる事業。

追記で、考えたプロダクト名について商標の調査を進める。といってもさわりだけだが、それだけでもすごく勉強になった。単純にソフトウェア周りの商標だけ申請してとれればいいと思ったが、競合領域、メジャーなSaaSの商標登録を調べるとどうやらそれには限っていない。確かに、今後セミナーやコンサルティングや周辺領域でもそのプロダクトの名前を使うとなると、厳密にはそこも含めて商標を申請しておいた方がいい。同じ名前でもメインの領域が違うと(例えば、SaaSと建設業で同じ名前でもビジネス上のバッテジングは少ない)、単純に即裁判やトラブルというのはわかりかねるが、少なくとも万全とも言えないところ。
考えること多いし、この観点で踏まえるなら、やはりシンプルな英単語に惹かれながらも、造語が安全なのは十分理解できる。

採用は採用で、無事採用候補のエンジニア達からいい返事をもらえた。12月からずっと話をしていたのだけど、しっかり時間をかけてコミュニケーションをとって、その結果として主体的な返事をもらえてすごく嬉しい。
2月からは4名エンジニアが入り、気付けば7名の組織になる。

そのうちの1メンバーが早速素晴らしい転職エントリーを書いてくれて、非常に美しい内容だなと身内ながら思ってしまった。

僕は「リスクを取る=細かいことは気にせずやりたいことをやる」だと思っていて、自分のやりたいことをいつまでも追いかけている人は独特の匂いを醸し出すよねという例えです。もちろん、こういう人だけで世の中が回っているわけではないのはわかっているので、どちらが良いということはないのですが、僕はいつも何かににチャレンジしているほうが性に合います。それが今回たまたま僕には転職して別なことをやってみるというだけだったのでした。
突き詰めると、いつも自分の中にしか障害はなく、それを変えられるのも自分だけだと思います。

今後は、これまでとは違って、組織としてのルールやどうコミュニケーションを取っていくか、を定めていく必要がある。もちろん、創業メンバーだけでの人間関係で済まないことが増える。まだまだ足りてないけど、いよいよだなあという感じ。

水曜日は、あるフリーランスのエンジニアと飲む。今後のキャリアを考えるときに、スタートアップでリスクをとるキャリアを選ぶことと、フリーランスとして複数の事業に関わってリスクを抑えつつも個人の収益性を高め続けること。の選択で悩ましいと言っていた。

今の生活のこと、収益の持続性やチャレンジに対する精神的な高揚と色々ポイントはあるし、ひとそれぞれ違うので一概な比較もできない。現実的に、家族とかいて、自由度高く収入もあげれてる現状から離れることは簡単ではない。一方で、今稼げてることと5年後稼げてることは必ずしも一緒ではない。リスクテイクすること、1つの事業にコミットすることに魅力を感じてしまったらそれを消し去るのも難しい。

個人的には悩んでしまったらもうそれは、目の前の道はもう決まっているように思うのだが…時間の問題だろう。

途中ある人が「20代のチャレンジが30代をつくる。それだけは間違いない。そうしないと、そもそも30代に声をかけてもらえない。稼ぎすらできない。」と言っていた。どういう形でもいいチャレンジするんだ。と。チャレンジの定義こそあれ、すごく心に残っている。

金曜日はDCMのNew Year Partyなるものに行ってきた。非常にたくさんのそうそうたるメンツがいらっしゃって、久々にご挨拶させていただく人もたくさんいて、楽しかった。

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