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「iDeCo」って何?年金2000万円問題の“解析と解決策”


\\おとなが学ぶ「お金の授業」//  
どもっ!  
itokenです(^^)

本日の授業は
「年金とiDeCo」です。

この授業を受けることで
(ホントに将来、年金って貰えるの?)
(年金2000万円不足問題が不安・・・)
などの疑問、不安が解消でき

さらには
(シンプルに解決策が知りたい!)
などの欲求をも満たせます。

是非とも
最後までお付き合いくださいね\(゚∀゚)

本記事でわかること
・年金2000万円不足問題の“解析と解決策”
・iDeCoの基本情報と活用方
この2項目を解説していきます。

それでは授業スタートです!

「iDeCo」って何?年金2000万円問題の“解析と解決策”


ホントに将来、年金って貰えるの?

巷では
(僕たちの老後って、年金貰えないらしいよ)
(俺たちの年金、返せ〜!!)
↑ストライキする人たち......


まずはこの不安や怒りを取り除く必要がありますね。

たしかに
僕たちが老後に貰える年金は減ります
なぜ減るのか?
そこを考えましょうか......

「人口減少と超高齢化」が大きな原因ですね
容易に想像できることですね。

では、国や政府は対策してるのか?
もちろん対策しています。

「マクロ経済スライド」
そのときの社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組み。

かなり専門的な言葉なので・・・
わかりやすく説明すると
「現在の年金受給者」も
「将来の年金受給者」も
平等に減額される公平な調整方法

なので
(減額は避けられないけど)
「貰えない」ことはありません。

見当違いな怒りは沈めて
正しい知識をもちましょうね!

「貰えないかも?」の不安が解消できたら
『年金2000万円不足問題』を解析します。

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年金2000万円不足問題は『超テキトーな計算』だった。

「年金2000万円不足問題」
ひと昔前に言ってましたよね〜

この問題
確かに2000万円足りない人もいる
それは事実だと思います。

しかし
日本国民全員が老後2000万円足りないのか?
・毎月の生活費も違えば家族構成も違う
・公的年金の受給額も違えば受給開始の年齢も  違う
・寿命も違う......

全然足りない人もいれば
全然足りる人もいる
ちょっと足りない人もいれば
ギリギリ足りる人もいる

生活コスト・時間軸・公的年金の加入期間
あらゆる数字の平均値があなたに当てはまるのか?

平均値のテキトーっぷりを例えてみると

宝石店で2人のお客様が来店した
(この日は、2人のお客様しか来店しなかった)

お客Aは、1万円の指輪を購入した
お客Bは、100万円の指輪を購入した

この日の売上の平均額はいくらでしょうか?
50万円ですよね・・・

(だから2000万円問題の平均が超テキトー?)
(落とし込み方が強引すぎないか?)

少し落ち着こう。

たしかに平均値はバカげている......
ここで気づいて欲しいのが
“100万円の指輪を買う人がいる”ってこと!!

不足額の2000万円は超ざっくりの平均値なので、もっと足りない人もいれば案外足りる人もいる。

“2000万円”という大きな数字に萎縮せず
可能な限り自分の老後の生活費を想像しよう。


ほぼ確実に「人生100年時代」になるので......
公的年金だけで老後、さらには死ぬまで暮らすのは厳しい時代になる。

なので
私的年金が必要になってくる。

公的年金+私的年金で
“人生100年時代”を生きぬく


そこで注目されているのが
〜自分で作るオリジナル年金〜
『iDeCo』なのだ。

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『iDeCo』という手段を使え!

自分で老後資金を作っていくならば
『iDeCo』という制度を利用すべきである。

そう
『iDeCo』は制度であって手段
あまりにも有効な手段なので
“使わない手はない”と言っても過言ではない。

(iDeCoってどんな制度なの?)
(有効な手段の根拠が知りたい!)


結局『iDeCo』って何なんだ?

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『iDeCo』って何?

『iDeCo』
【個人型確定拠出年金】
“自分でつくるオリジナル年金”

[条件]
①20歳以上なら原則誰でも始められる
②職種・職業によって拠出額(積立の限度額)が違う
③60歳になるまでやめることができない
④自分で投資先を選び運用する必要がある

[効果]
①運用益が非課税である
②掛金すべてが所得控除の対象になる
③3階層建ての年金になる
④差押禁止財産になる
⑤受取時に控除の対象になる

「②職種・職業によって拠出額(積立の限度額)が違う」についての補足
職業によって異なる掛金上限額


「③3階層建ての年金になる」について補足
3階層部分の私的年金になる

「⑤受取時に控除の対象になる」について補足
退職金額がいくらなのかによって受け取り方を考える必要がある


条件と効果の要点をまとめると

「毎年の拠出額(掛金)ぜんぶが所得控除&運用益非課税」のダブル節税で、老後資金を効率良く効果的につくることができる『iDeCo』
国が用意してくれたNICEな制度である。

“使わない手はない”
その根拠は「節税効果」がスゴイからだ。

節税効果のスゴさ①
・運用益が非課税である
本来ならば
投資で得た利益に対して約20%課税される
100万円投資して20万円儲かった場合

20万円の利益に対して20%課税される

20万円×20%=4万円←税金
『iDeCo』の制度内であれば
4万円が免除される。

節税効果のスゴさ②
・拠出額すべてが所得控除の対象になる
投資したお金が経費になっちゃうんです。

コレ、めちゃくちゃスゴイ事で
会社経営や個人事業主ならばお馴染みの
「経費」という概念

サラリーマンにはあまり馴染みのない「経費」
しかし
『iDeCo』の制度内であれば
税金に対し、ノーガード戦法のサラリーマンにも「経費の力」が手に入る!!

合法的節税方法なのだ!!

一体どれくらい節税できるのか?
是非とも効果の程を試してみて頂きたい


保険商品での私的年金づくり
この戦法では、経費にはなりません。
(自分で運用するわけじゃないしね......)

iDeCoに切り替えてもいいレベルの話です。

と、
iDeCoのスゴさ、メリットばかり言っても
(なんか裏あるんじゃない?)
(なんだか話しがオイシ過ぎるんだよね・・・)
みたいな。

なので
デメリットもお話ししますね。

デメリットその①
・60歳までやめることができない
iDeCoは一度始めたらやめることができないのが最大のデメリットである。
最低でも月額5,000円を拠出し続けなければならないので、強力な資金拘束がネック

(今を楽しみたいから資金拘束は嫌だ)
だったり
(むしろ強制的に資金を作れるから丁度いい)
だったりと、賛否両論はある。

ポジティブに捉えるか
ネガティブに捉えるか
あなた次第だ。

デメリットその②
・元本割れのリスク&非課税もクソもない
通常iDeCoは“投資”で老後資金を作っていく
(定期預金での選択肢もあるが、利点は薄い)

なので
「元本割れのリスクを伴う」ってワケ......
そうなると当然
「利益がでていない状態」ってワケ......
非課税もクソもないやん・・・ってなワケ。。

“老後資産が目減りするかもしれない”
そんなことにリスクを取れるのか?

うまくいけば節税効果
失敗すれば元本割れ&非課税意味なし

節税を狙うのに元本割れで目も当てられない
まさに本末転倒か......


光もあれば影もある
このデメリットをどう捉えるのか
弱点も知った上で慎重に検討したいところだ。


以上が
『iDeCo』のメリット・デメリットとなる。
節税効果と経費の概念
資金拘束と元本割れのリスク

このあたりは抑えておきたい知識となる。


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まとめ

将来、年金は貰える
(減額は避けられないけど)

公的年金だけでは足りない!
(2000万円不足は結構デタラメな数字)

“人生100年時代”
長生きするから公的年金だけでは足りない
→私的年金で補う

iDeCoを利用する
ダブル節税のNICEな制度


絶対に役に立つ知識です!
この4点は覚えておきましょうね(^^)

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ここまで読んでくれてる勤勉なあなたは
公的年金+iDeCoで老後に備える方法を選ぶ

そう、思ってます。

デメリットなんて
勉強すればデメリットじゃなくなるからさ!

『iDeCo制度』を活用して
賢く老後資金をつくりましょう!


以上参考になれば嬉しいです。

貴重な時間をありがとう〜
最後までのお付き合い、感謝します\(゚∀゚)




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