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ベーシック模試のトリセツ

みなさん、こんにちは。伊藤塾講師の髙橋智宏です。今回は、私が監修を行い年末に実施する「ベーシック模試」の取り組み方をお伝えしていきます。

【1】ベーシック模試の目的

年内の実力養成期においては、盤石な基礎固めが重要です。ここで基礎を固めてこそ年明けの実戦力養成期における得点の伸びが望めます。そこで、ベーシック模試は、基本的(ベーシック)な問題に絞った出題を行い、年内学習の基礎固めの定着度の確認を行うことを目的としています。

【2】解説冊子の特長

〔択一式〕

問題の各記述の解説につき、制度趣旨や知識の押さえ方をお伝えするコメントを付記しています。解説で結論を押さえた上で、コメントを確認すると理解の助けになります。

〔記述式〕

問題文の着眼点を示すため、解説内に着眼すべき箇所(問題の抜粋)を付記しています。解説文を読み進めていく上で参照すると、問題文の読み取りのスキルアップに繋げることができます。

【3】教材の使い方Q&A

Q. ベーシック模試の難易度は、どれくらいでしょうか?

A. ベーシック模試では、頻出かつ基本的な知識を問う問題のみに絞って出題しており、難問の部類の問題はありません。通常の模試のように本試験のシミュレーションとして実施するものではないため、実際の本試験とは難易度が異なります。

Q. ベーシック模試の復習は、どのようにすればよいでしょうか?

A. 可処分時間にもよりますが、基本的には以下の手順に沿って復習することをお勧めします。

① 問題演習後に答え合わせを行い、自己採点で点数を出す。

※ ベーシック模試では、択一式・記述式共に採点・集計を行っておりません。記述式に関しても、解説冊子にある採点基準に沿って自己採点をしてください。

② 特典講義の「ベーシック模試特別講義」を視聴する。

※ 「ベーシック模試特別講義」では、ベーシック模試の問題の中で受験生がつまずきやすいポイントを指摘するとともに、成績別の今後の学習指針を示していきます(択一式:4時間、記述式:1時間)。

③ 解説冊子の解説を全問分、目を通す

※ 理解を促進するコメントやコラムに加えて、知識整理の表も豊富に掲載しているため、間違えた問題だけでなく、正解していた問題の解説もチェックしましょう。

Q. 解説冊子は穴あけの仕様となっていますが、どのように活用するとよいでしょうか?

A. そのまま解説集として使用するほか、間違えた問題のページをまとめて冊子にするのもよいでしょう。同じく穴あけの仕様となっている「択一式厳選過去問集」「記述式厳選過去問集」をお持ちの方は、その過去問集に差し込んで使用するのがオススメです。



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