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2023年 司法書士試験合格者が語る   学習継続のコツ

2023年度司法書士試験に合格された方々からメッセージを頂きました。
合格者が語る様々な思いを知り、合格を掴む糧にしよう!


中村 純代さん

続いたのは、無理をしなかったことです。
「受かったらいいな」からはじめた勉強でしたので、その調子でゆるゆると勉強していました。やめようと思った2020年は本当に勉強を止めましたが、再度はじめてからは一度もやめようとは思いませんでした。
今年は、子ども3人のうちの2人が大学受験と高校受験であるので、どうしても私が不合格となって盛り下げたくありませんでした。家族で最初に合格して、子どもたちの受験勉強に勢いをつけたい!!という欲が湧き、それが合格につながったと思います。

森 公昭さん

私は、最初に司法書士試験入門講座を受講してから、その受験範囲の膨大さに愕然として、一度も受験することなく勉強から離れました。それから、7・8年が経ち、やはり司法書士になりたいとの思いから勉強を再開しました。勉強を再開してから5回受験を重ねたのですが、周囲の支えもあり、その後は挫折することなく合格するまでは諦めないという決意を持ち続けることができました。

井倉 佑貴さん

学習当初から不安はありませんでしたが、伊藤塾を受講してから不思議と希望が湧いてきました。
理由としては、講師の方々が「熱く」「本気」で「合格」を「信じて」くれたから。
伊藤塾で4年講義を受講していますが、継続できたのは講座の中で話してくれる講師の方のエピソードやアドバイスがあったからに違いありません。
特に、宇津木講師の「淡々と仕事だと思い勉強する」「勉強すれば誰でも受かる試験」「毎日5分でも、テキスト1ページでも学習を継続する」「ゴールからの逆算」等の言葉が印象的でした。

北山 朋子さん

やはり、娘に「司法書士になる」と公言して勉強をはじめたことが一番大きかったように思います。高校受験、大学受験を娘が乗り切るための伴走者になろうとはじめた勉強でしたが、娘の方が先に大学受験を終え、私一人が留年したような状況になってしまい、正直気持ちが折れそうになった時がありましたが、娘の手前、ここで逃げ出すわけにはいかないという思いと、結果が出ない自分が悔しくて「辞められなかった」というのが正直なところです。

花輪 和世さん

入門講座、答練を受講し終えてからの3ヶ月間はひたすら自分との闘いとなりますが、午前中は記述問題、午後からは厳選過去問集、答練2年分を繰り返し解くことに専念しました。最低3回は回す、という目標はクリアできました。そのあとは、最後まで間違えたところに付箋を貼り、全教科を1週間で回しました。まさに「絞り込み」と「繰り返し」、結局これが一番効果的な学習方法だったと思います。勉強の合間に、YouTubeで関講師の「過去問向上委員会」を毎日聞きました。ちょうどよい息抜きになりつつ、論点を俯瞰でお話してくださるので苦手分野の理解にも役立ちました。

佐々木 亜咲さん

最初の動機はなんとなく就職活動をしたくないと思っていました。私の周りでは自営業をしている人が多く、そのため一般的な就職活動ってどうやるのかイメージが持てなかったため、どこかの企業に就職するより、自分の中にある知識や技術を使って働く方に魅力を感じました。また資格があれば独立も可能だし、自分に合ったワークライフバランスで生きることもできると考えたからです。
司法書士を目指した理由としては、コロナの流行で大学在学中に留学ができなくなったり、内定取り消しのニュースを見たりして、自分にとって武器になる資格が欲しいと感じました。外国語学部卒業ですが大学進学時点で法学部と迷っていたこともあり法律系の資格を取りたいと思い、また叔父が東京で司法書士として働いていたので、興味を持ちました。
司法書士試験のために勉強をはじめる前は法学部でもないのに内容についていけるか心配でしたが、入門講座の講師の方々は初歩の初歩から解説してくださったので大丈夫でした。またカウンセリングを活用したことで、勉強のモチベーション維持や一人で勉強する不安解消に役立ったと思います。

山田 友佳さん

高橋講師のYouTubeが良かったです。特に模試の結果が思うように出なくて落ち込んでいた時に「悩む暇があったら勉強!」の掛け声に励まされ涙しました。先にも書きましたが「記憶のドーナツ現象」を知り対策できたのも高橋講師のYouTubeのおかげでした。
質問制度も本当にありがたかったです。特に1年目の私はそもそも法律を知らない初心者で、質問自体が全く的を得ていなかったような気がしますが、そんな質問にも誠実な御回答をくださり、一人で勉強しているのではない、絶対に合格して恩返しをする、という気持ちにさせていただきました。本当にありがとうございました。
それから、これは1年目の入門コースの頃なのですが、民法はなんとか乗り切ったものの不動産登記法の後半はほとんど理解できず心が折れかけ、次に商法という聞いたこともない科目が来ると知ったとき、はじめてもうダメかもしれないと思いました。
その講義の最後で山村講師が”カンさん”のお話をしてくださいました。カンさんは、会社法からだ、会社法から切り替えるんだ、変わるチャンスだ、次のステージへ、満点をとるんだ、というようなお話をしてくださいました。
そうだ、変わるチャンスだ、と切り替えることができました。本試験では商法・会社法は満点でした。
ここ覚えるの面倒だなーとか、今日は記述やるの面倒だなーと思ったときは「人がイヤがることをやった人が最後に勝ちますからね。」という山村講師の言葉を思い出して乗り超えました。何千何百回と乗り越えました。今でも最強のパワーフレーズです。

板野 利治さん

会社員として先が見えてきたので、定年退職後の不安がモチベーション維持につながりました。

花輪 和世さん

大学時代、周りに司法書士を目指す人が多かったため、いつかは目指したいと思っていました。実際に学習を開始したのは3年前、不動産会社で営業事務を担当していました。子育てが一段落し、子どもたちの進路の方向性が見えたことと、コロナ禍で働き方を再考したのが大きなきっかけとなりました。働きながらでしたので、テキストだけ揃えて独学で気軽にはじめました。40代後半でしたので、体力面や記憶力で不安はありましたが、勉強の楽しさが上回りました。

佐々木 英里さん

そもそも司法書士になりたい!という強い気持ちもなかったのですが、やるからには合格したいとは思っていました。
ある日、YouTubeで合格者インタビューを見ることがあったのですが、その方の印象が強烈で、私もそうなろう!と思いました。
「試験後、合格か不合格か不安な時間を過ごしたくなかったので、圧倒的に高い点数で合格すると決めていた」
みたいな内容だったと思います。
それからは、圧倒的に良い成績を叩き出すことを意識して過去問、ドリルを黙々と解いてきました。
おかげで自分としてはすごく好成績で終えられたと思います。

佐々木 亜咲さん

1年目は一発合格したい気持ちで一心に勉強していました。ですが一発合格はできず、2年目は不安を解消して勉強に専念できたかと言われると、ずっと不安な中勉強してきたと答える方が正しいです。不安解消やモチベーションを維持して勉強したというより、ここで受からなかったらまた来年同じ勉強をしなくてはいけないというしんどさ、周りは社会人になっているのに私一人だけ停滞しているような恐怖といったネガティブな気持ちに掻き立てられて勉強を続けていました。
YouTube、X(旧Twitter)、note等SNSなどを見ると焦ってしまうので、発信されていたものはほとんど見ず、テキストや紙媒体の物だけに集中して勉強しました。

野原 悠さん

外部の意見を聞くとかえって不安になるので、モチベーションアップは専ら内省的に行いました。
司法書士というのは難関資格であり、学習を続けるのは困難です。しかし、だからこそ、その学習を続けて得た知識は自信につながります。
自分にとって最も得意なことは法律を学ぶことだ、法律以上に自分ができることは何もない。そう奮い立たせることで、モチベーションの維持に努めました。
あとは、疲れるとモチベーションが下がるので、そういうときは一日寝たり、ぼんやりしたりして脳を休めるようにしていました。

佐藤 逸子さん

私は今の仕事の延長で司法書士の資格を目指していたので、ご相談者が不安に思っている場面に遭遇するたび、「資格が欲しい」という気持ちになったので、勉強を続けることができました。

塚本 祐枝さん

何度も自分は受からないんじゃないかという考えが頭をよぎりました。特に記述に苦手意識があり、重要なことを見落とすことが怖かったです。しかし自分が心から興味のある分野で働きたいという想いが強く、受からないことには一生働けない、合格しないと一生働けないと言う想いでした。また、夫が休日子ども達の面倒を見てくれたり、幼稚園のお弁当を作ってくれたり、私の夢のために協力してくれているので、早く合格したいと思っていました。不安に打ち勝つためには結局勉強するしか解決法がなく、ひたすら勉強しました。

中村 翔太郎さん

司法書士になってからやりたいこと(目的)が明確だったからです。そのため、司法書士試験は手段であり、早い段階から、目的を叶えるために勉強を「やらなければならない」というメンタルができ上がり、辞めようかな。という気持ちは起こりませんでした。
また、退路を断っていたということも大きいです。司法書士試験に受かったら、当時勤めていた職場を退職する予定だったので、それならば、早期退職して司法書士勉強に専念しようと考え、途中から専業受験生になっていたため、受からなければいけない状況にありました。ただし、受からなかったらどうしようという不安な心理状況でメンタルを削られるので、あまりおすすめはしません(笑)。

黒田 匠さん

はじめに申し上げておくと、私は何かを継続することがものすごく苦手なタイプだと思っています。実際司法書士試験の勉強も中だるみの期間がかなりあり、1週間勉強しない、時には3ヶ月くらい期間が空いたこともあります。それでもまた勉強に戻って合格を達成できたのは、家族や周りの方に理解があったからだと思います。司法書士試験に挑戦することは職場の方や家族、恋人にも伝えていて、誰も馬鹿にしたりなどせず、応援してくれました。そういった方々の期待があったかはさておき、挑戦することを宣言しておきながら、勉強が中だるみしてやる気がでないので辞めました、などとはとても言えず、どうしても合格しました、ありがとうございましたを伝えたかったんだと思います。中だるみしても罪悪感は自分の中にあって、早く再開しないと困るのは自分だと分かっていても足取りが重いときに、その最初の一歩を一助になったのは周りの理解だったと思います。
カウンセリングも宇津木講師の回を何回か利用させていただきました。毎度お話するたびに、黒田さんには絶対に受かってほしいというお言葉をいただいたこともモチベーションアップにつながりました。通信での受講だったので、実際に講師の方とお話できることはかなりのモチベーションアップになると思います。

佐藤 敦子さん

止めてしまうことは絶対嫌。受験のことはあまり公言していなかったですが、人には何とでもごまかしが言えます。でも目指してしまった自分の心には言い訳できません。
試験の2週間前に勉強・気持ちのピークが来てしまいました。どうにも踏ん張れない。その時競泳の北島康介さんの話を目にしました。彼はゴール前が弱くてなかなか勝てない時が続きました。これは脳科学的にも、ゴールが見えると脳はもう達成したかのように思ってしまうかららしいです。そこで「壁をタッチし、振りかえって電光掲示を見るのがゴールだ」と頭に刷り込むことをしたそうです。本当のゴールよりももう少し遠くに置くことを意識する…私は試験が終わって家に帰って記述の答案を書き起こして解答速報を見るところがゴールだと言い聞かせました。

高山 研人さん

そもそも強制労働でもなく自分で選択して勉強しているので辛い苦しいなど泣き言を言うんじゃねーと自分に言い聞かせて喝をいれていました。やめたければやめろと。こんな自分で決めてやっていることで苦しいと思う自分がダサすぎると鼓舞していました。(やった人にしかわからない辛さはもちろんわかります)また受からなければ勉強したことは意味ない、とんでもない時間のムダをしてしまったと思っていたので途中で諦めるという選択肢はありませんでした。

橋本 貴法さん

勉強を続けられた一番のモチベーションは単純に後がなかったからです。
年齢も将来が決まる転換期でありましたし、大学を特に目的もなく通過した私には特に何もありません。
補助者としての私生活は正直苦しかったです。これをあと一年続けるのか?それは違うでしょう。それが私のモチベーションを支えていた考えです。
家族やペットに恵まれていたこともあり、心強い支援をしてくれました。
自分のためではなく、応援してくれている方々のためにもということが原動力にもなっていました。
YouTubeやXなどのSNSの類ですが、利用してもいいと思います。
特にYouTubeはそれこそ移動中に片時でも受験のことから頭を離さないでいられる素晴らしいツールだとおもいます。
Xは、確かに素晴らしい仲間もできると思います。しかし、ネットの世界には嫌な方はおりますよ。結果が伴う世界ですのでなおさら。否定はしませんが、使わないほうが良いとは思います。

鈴木 春彦さん

これまで正社員として兼業で受験してきましたが、6回目の受験で不合格になった時、一度、司法書士になることを完全に諦めました。その後、受験経験を基に営業職から、一般企業の法務職に転職しました。転職先では人、仕事にも恵まれとても充実した日々を過ごすことができ、また待遇も申し分のないものでした。しかし、法務をやるうえで法律知識のアップデートが必要であり、司法書士試験を「腰掛け」で受験していました。転職してから4回受験をしましたが、うち3回は本気ではない受験でした。自分でも別に受からなくても良いと考え、勉強も2ヶ月前に詰め込み、記述式の勉強も全くしないまま本試験を受けるというような舐めた態度でした。しかし、転職後3回目で総合点不足の不合格となったとき「中途半場な状況で受験しなければ合格できたかもしれない。全力でもう一回戦って全力で打ちのめされるのが怖いのだ」と気づき、自分に対してものすごく悔しさを覚えました。そして「もう一度だけ、背水の陣で、最後だと思って本気で受験してみよう」と考えました。中途半端な形で受験をだらだらと続ける様を見ていた妻にも申し訳ない気持ちがあり、仕事をこんな状況で続けることにも後ろめたさを感じ、合格して恩返ししたいと本気で思いました。不思議なことに合格年は自分のためにとはあまり考えていませんでした。結局、最後は応援してくれる周りの人のためでした。自分本位な理由だけでは限界があるのかもしれません。もし、長期受験で苦しまれている方がいましたら、今一度、自分の周りの人や自分が司法書士になりたいと思った時の理由、助けたい人、社会が自分を待っているという気持ちで取り組むと良いかもしれません。

十時 礼和さん

(1)資格志向が強かったこと
私が高校を卒業する頃、利用していた介護施設及び医療機関のずさんな管理体制により祖母が亡くなり、これが訴訟へと発展しました。その際、法律の知識がなく不安な思いをしましたし、弁護士に仕事を頼むのはハードルが高いと感じました。
このような経験をしたことで、同じように不安を抱えている人の助けになりたいと思い資格取得を目指しました。有資格者は法的な専門知識を持ったプロフェッショナルですから、単に「法律を知っている者」ではなく「有資格者」として活動した方が、自分を頼ってくれる方は安心感や信頼を抱いてくれるはずです。
また、法律上の独占業務があるため、資格を持っていないと法律の分野で助けを欲している人をサポートできません。
だから私は誰よりも資格志向が強く、それが勉強を続けるモチベーションになりました。
(2)環境に恵まれていたこと
資格取得までに長い時間を要していましましたが、受験勉強中は家族に様々な面で支えてもらいました。見守っている側も不安だったと思いますが、なかなか結果の出せない私に対して一切否定的なことは言わずに応援してくれました。それどころか、父は「お前が資格を取ることは俺の夢でもある」と言ってくれました。そして、家に帰れば母が美味しいご飯を作って待っていてくれました。
こうして応援してくれる人たちの期待に応えたいという気持ちが常にあったので、試験勉強を継続できたのだと思います。
(3)実務家登用試験であること
受験勉強をしながら、知人の紹介により法律事務所で法律事務の仕事をすることになりました。そして、私が司法書士試験の勉強をしていたので、登記、供託、強制執行等に関する仕事を任されました。その業務を通して、これまで勉強してきたことが実務に直結していることを実感できたことが、試験勉強に対するモチベーションアップにつながりました。

大井 英里さん

大人になってからの勉強は楽しく、あまり勉強がつらいと思うことはありませんでした。
しかし、それでも模試で良い成績が出せなかったときなどは落ち込みこともありました。
そのようなときは、受験指導校が出している合格者インタビューなどをよく見ていました。
様々なバックグラウンドを抱えた方のお声を聴くことができるので、私も自分を信じて頑張れば必ず合格できると思えるようになりました。
また、合格後の自分をよく思い描いてモチベーションにしていました。

原子 奈津美さん

勉強をやめようと思ったことはなかったと思います。というより、もう引き返すことができなかった。というのが本音です。本試験終了30秒前に解答を書き直したことで、あと数点のところで不合格になった昨年はかなり落ち込みました。合格者の声で溢れているSNSなども見ることができず、勉強もしばらく再開することができませんでした。それでも、各社の模試など、講座が始まると、答案提出の締め切りをきっかけになんとなく復活し、また勉強を再開することができました。
司法書士試験は、5時間で人生を変えることができる試験だといわれていることも、モチベーションを維持するうえで役に立った言葉です。

坂本 尚輝さん

私はお試し受験を含めると全部で5回受験して合格することが出しました。思うような結果が出せずもどかしく感じることも多く挫けそうな時もありましたが、合格を信じてくれている家族の存在のおかげで何とか最高の結果をつかみきることができました。もし私に家族の存在がなかったとしたら、若しくは家族がいたとしても信じてくれてなかったとしたら合格をすることができなかったと思います。合計4回不合格の報告をしましたが、そのたびに温かい言葉をかけてくれました。感謝しかないです。絶対に合格して結果を出してお返しをしたいという強い気持ちがあったからこそ辛い場面に遭遇して挫けそうな瞬間が訪れても歩みを止めずに学習を続けることができたのではないかと思います。

武石 佳華さん

「本試験の借りは本試験でしか返せない」と思っていたことが大きいと思います。2022年は不動産登記の記述で大失敗し、あまりの悔しさに、何が何でも2023年は絶対に合格すると決めて2022年の本試験翌日から勉強を再開しました。答練の問題が解けず悔しすぎて泣きながら解説講義を見た時も、模試の成績がなかなか伸びなかった時も、この悔しさは2023年に合格することでしか晴らせないと思って日々勉強を続けていました。
そして、一番の支えとなったのは、さくら坂の桜の写真です。これは記述式答案構成力養成答練の最終回で山村講師が出してくださったものですが、今年は桜の後ろに渋谷の高層ビルが写っていました。東京校で答練を受けていた頃とは変わった街の景色を見て、久しぶりに渋谷に行きたくなり、「今年は合格者として渋谷に帰る」という目標を立てました。その後、試験終了までに「受からないと渋谷に帰れない」と何度自分に言い聞かせたかわかりません。口述模試を受けるため、秋空の下、今までで一番清々しい思いでさくら坂を歩いた時のことは絶対に忘れられない思い出となりました。

池田 和裕さん

少々長いこと兼業受験生として過ごしていました。
勉強をはじめた当初仕事が非常にきつく、結婚し子どもを授かり急激な環境変化もあり心身ギリギリの状態の時期もありました。その時期の試験結果は散々なものでしたが、妻にたくさん助けてもらいながら、""勉強をすること""そのものが心の支えになっていたように思います。また、続ければいつか合格できると信じていましたので、ではどう継続するかを考えたところ、趣味などを全てやめるのではなく、仕事と勉強をバランスさせるためのアイテムとして考え、夫婦共通の趣味であるお酒とオンラインでのサッカー観戦は続けていました。
子どもの支えも本当に大きかったです。妻ももちろんそうですが、子どもにも支えてもらい、たくさんそして我慢してくれました。
受験期間が長くなって数少ないよかったことは、子どもが勉強に対するネガティブなイメージをあまり持っていない点と、仕事でとても貴重な経験をさせていただいたこと、と思っています。

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