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「必ず上がる」と信じ続ける~5月のメンタル~

5月となり、伊藤塾では第1回全国公開模擬試験が行われる時期になりました。今回は直前期としての5月におけるメンタルの持ち方に関してお話ししたいと思います。


【1】伝えたいメッセージ

この時期は、公開模試の結果が出て自分の成績が客観的な数字で表れるようになり、これまでの自身の主観とのギャップに落ち込み、「今年は無理そうかな」「仕切り直して来年に向けて勉強を始めようか」といった悩みを抱えているが多く見られます。そういった方にお伝えしたいのがこちらのメッセージです。

【2】直前期は大きく点数が伸びる

よく言われることですが、直前期は、これまでの学習が点数に反映される時期であり、多くの受験生が大きく点数を伸ばしていきます。この時期に合格判定が出ていなくても、本試験までに点数を大きく伸ばし、合格をされる方は非常に多いです。すべての模試で合格判定を得た上で自信をもって本試験に臨む方はごく稀といえるでしょう。

もちろん、すべての方がそのようになる保証はありませんが、それを信じ続けることが今の最善の道であることは確かです

【3】余計なことを考えない

上記の言葉は、単に「諦めない」と言っているわけではありません。「余計なことを考えない」というメッセージも込めています

「本試験、大丈夫かな」「今年は無理そうかな」といった答えのでないことに頭を悩ませても、これによって合格可能性は上がりません。合格可能性を上げるためには、目の前のテキストを1ページでも多く読む、目の前の問題を1問でも多く解く。その方が着実に合格に近づくことができます。

すなわち、「『必ず上がる』と信じ続ける」ということは、「悩む暇があったら勉強する」。そうやって頭を切り替えるための言葉でもあります

「仕切り直して来年に向けて勉強を始めようか」といった相談もこの時期は多くなりますが、仮に来年に合格を持ち越すとしても、今年の試験に100%の力を振り絞って臨むことが、来年の試験にとっても何よりの近道です。

【4】最後に

この時期は、誰もが本試験に対する漠然とした不安を抱えるものですが、その不安は簡単に拭えるものではありません。であるならば、やるべきことは「必ず上がる」と信じ続けて、目の前の勉強を進めることです

本試験まであと2か月。『必ず上がる』と信じ続けて、頑張り抜いてください!引き続き応援しています。

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