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高橋智宏の"合格"道しるべ

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効率的な学習方法のアドバイスなど,司法書士試験合格のための道しるべを示していきます。 ■Twitter講師アカウント https://twitter.com/syoshi_taka
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#法律

『高橋智宏の"合格"道しるべ 』記事まとめ

『高橋智宏の"合格"道しるべ 』の記事を体系別にまとめました。このコーナーでは,効率的な学習方法のアドバイスなど,司法書士試験合格のための道しるべを示していきます。 【1】テキスト・過去問・答練【2】総 論【3】公開模試【4】科目別対策【5】記述式【6】解 法【7】メンタル【8】法改正【9】特別講義編【10】令和3年度本試験【11】令和2年度本試験【12】口述試験対策【13】講座紹介【14】担当講座【15】Twitter講師アカウント

2024年 ファイナルチェック講義

【YouTubeライブ】6/22(土)14:00~15:30直前期の中でも6月はまさに「総仕上げ」の時期です。知識の穴をなくし、知識の精度を最大限引き上げる必要があるため、学習の内容的にも精神的にも厳しい時期となります。 そこで伊藤塾では、受験生の皆さんを最後まで応援するため、2024年本試験において出題が予想され,かつ必ず押さえておくべきポイントの講義「ファイナルチェック講義」を行います。 ここで配付・掲載するレジュメ「ファイナルチェック」では、コンパクトでありながら本

語呂合わせの記事まとめ

みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。今回は、X(Twitter)における語呂合わせの記事を科目別にまとめました。 【1】民 法(1)連帯債務・連帯債権・不可分債務・不可分債権 【2】不動産登記法(1)民法第262条の2の裁判 (2)民法第958条の2の審判 (3)不動産登記法第69条の2の規定による抹消 (4)不動産登記法第70条の2の規定による抹消 (5)判決に準じるもの (6)仮登記された権利の処分の登記 【3】会社法・商業登記法

司法書士試験 筆記試験合格発表をうけて~講師からのメッセージ~

山村拓也講師からのメッセージ 2023年度司法書士試験 筆記試験に合格された皆さん、合格おめでとうございます。 今日のこの日を迎えるまでには一人ひとり、本当に様々な苦労があったことと思います。今日は、そのような日々を思いながら、心ゆくまで合格の喜びにひたってください。 そして、ここまで皆さんを支えてくれた周りの方々に是非感謝の気持ちを伝えて下さい。 いよいよ来年の4月1日には令和3年に成立した「民法等の一部を改正する法律」の目玉である「相続登記の義務化」も施行され、さら

【YouTubeライブ】令和5年度 司法書士試験の基準点と出題傾向から導く 効率的な過去問学習法

【YouTubeライブ】8/18(金)19:00~ このイベントは、8月14日(月)に令和5年度司法書士試験 筆記試験の択一式の基準点発表を受けて実施するものです。 基準点は相対評価の試験である司法書士試験において重要な意味を持ちます。 それは合否の決定という意味だけでなく、学習指針としても重要といえます。 このイベントでは、今回発表される択一式の基準点と本試験の出題傾向を 分析した上で、今後の学習指針のポイントをお伝えします。 また、この分析を踏まえて、司法書士試験

法律用語のキホン

みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の高橋智宏です。今回は、法律初学者の方に向けて、法律用語の基本をお伝えします。 【1】「判例」「先例」「通説」①「判例」 「判例」とは、裁判の事例について裁判所(特に最高裁判所)が出した判決等をいいます。 裁判所が出した判決の効果は、その事件だけに及ぶものですが、同じような事件が起こって裁判になったときに、同じような判決が出されることになるため、判例は同じケースの事件については、事実上、法と同じように拘束力を持つことになりま

条文の読み方のキホン

みなさん、こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の高橋智宏です。今回は、法律初学者の方に向けて、条文の読み方の基本をお伝えします。 【1】条・項・号法律の条文は「条」と「項」から構成されています。「項」とは、その「条」の段落のことを指し、一般的な縦書きの六法では算用数字で表されます(第1項だけは数字が付されません)。また、「号」とは、いくつかの事項を列挙(箇条書き)するときに使われ、六法では漢数字で表されます。 なお、法令などで、並ぶ「条」の間に新たな条文を加える時、今まで

民法・不動産登記法 改正ワンポイント講義~2023年ver~第2回「民法 竹林に関する相隣関係」

伊藤塾司法書士試験科の講師陣が、リレー形式で『民法・不動産登記法』の法改正の特別講義を行います。 第2回目の今回は、民法「竹林に関する相隣関係」の改正ワンポイント講義を、髙橋智宏講師が行います。 令和5年度の試験に向けて、物権法・不動産登記法改正は一つのポイントとなります。 ぜひ講義を活用して改正知識をブラッシュアップしてください。

2022年 本試験分析会 記述式~場外乱闘編~第3回

分析会で触れられなかったことや解説レジュメで掲載できなかった点などを、問題解説制作者の立場から、伊藤塾の答練や模試の制作者でもある杉山講師・筒井講師の両制作者と蛭町講師・高橋講師が対談形式でお話しします。 第3回は、「来年以降の記述式対策」と題して、 ・法改正の影響(2022年9月1日施行の会社法。2023年4月1日施行の民法・不動産登記法改正論点)にどの程度備えるべきか ・一般社団・財団、外国会社などにも備えるべきか ・出題形式面の急な変更はあり得るか ・択一式と記述式の学習のバランス、演習とインプットのバランス などを検討します。 第1回「制作者からみる本試験記述式の総評」はこちら https://note.com/itojukusyoshi/n/nda16bad13744 第2回「分析会のレジュメに書ききれなかったことと講義で触れられなかったこと」はこちら https://note.com/itojukusyoshi/n/n147ef83aaa55 【YouTubeライブ】2022年度司法書士試験 本試験問題徹底分析講義 《総評・択一編》 https://youtu.be/HPBGkClbV1g 《記述編》 https://youtu.be/rjCivrkEMdo

理解と暗記の配分~実力養成期編~

みなさん,こんにちは。伊藤塾司法書士試験科講師の髙橋智宏です。 「どこまで理屈を踏まえ理解にこだわって学習するか,あるいは結論を押さえるのみの暗記で詰め込むか」というのは,学習効率に大きく影響する事柄であり,これは時期によって配分を変える必要があります。 そこで今回は,年内の「実力養成期」における「理解と暗記の配分」についてお話ししていきます。 【1】 理解と暗記の配分学習経験者(受験経験者)にとって,(例年の)1年間の学習期間は,7月以降の年内の「実力養成期」,年明け

令和3年度本試験の民法を振り返る②

みなさん、こんにちは。伊藤塾講師の髙橋智宏です。 今回は、令和3年度本試験の民法の振返りとして、私なりの分析をお伝えします。難易度等に関しては,『本試験問題徹底分析講義』で各講師から話がありましたので,私からは今年の試験の特徴及び近年の試験の傾向から導かれる来年の試験に向けた勉強法を重点的にお話しします。 【1】新しめの判例知識にも注意今年の民法の問題では,平成20年以降に出された新しめの判例知識を問う問題が次の5肢分出題されました(令和2年度:1肢,令和元年度:9肢)。

試験は笑ったら勝ち

今回は、本試験当日の心構えについて話したいと思います。 【1】本試験には魔物が潜んでいる本試験には魔物が潜んでいます。 「択一式の第1問目に個数問題」 「記述式の問題形式がいままで見たこともないような形式」 「見たこともない論点が出てきて1肢も分からない」 本試験ではこのようなサプライズが必ず起きるといっても過言ではありません。そこで大きく動揺してしまい、そのまま後の問題を解くと解けるはずの問題も解けなくなってしまいます。 【2】サプライズの対処法 このようなサプライ

北谷馨のお宝質問箱~番外編~「北谷講師×髙橋講師が直前期の悩みに答えます③」

北谷講師と髙橋講師が、「直前期によく寄せられる相談」にお答えしていきます。 第3段は、 ① 民法の点数の伸ばし方 ② 択一式と記述式の勉強時間 についてです。 ぜひ、参考にしてください!

択一式の点数のムラをなくす方法

直前期に特に受験生からいただく相談は、「公開模試・答練の(択一式の)点数にムラがある」というものです。 今回はこういった悩みを抱える方に向けて、択一式の点数のムラをなくす方法をお伝えします。 択一式の点数にムラが出る原因 択一式の点数にムラが出る原因としては、主に次の2点が考えられます。 それでは、上記2点の原因の分析と対策法についてお話していきます。 【原因1】 「普段の学習自体にムラがある」の分析と対策「答練や過去問等の問題演習を中心に取り組み、テキストは気になる