病気と闘っている人に何かできることはないかと考えたとき、このケア帽子を作ろうと思いました。 傷のケアや頭皮の保護はもちろんのこと、毎日頑張っている自分の姿が好きなままでいられるように温かみのある心が明るくなれる生地を選びました。 秋の気配がしてきましたがまだまだ蒸し暑いこの時期。 コットン100%の吸水性が良く肌触りの柔らかい生地が適しているのではないかと思います。 内側にはオーガニックコットン100%の質の良い目の細かい生地を使用しました。 とても軽く、洗濯機でお
オリジナルの手紡ぎ用スピンドルを制作しようと試行錯誤中です。 今まで使っているスピンドルはコマのように回して使うスピンドルです。 これは最初の糸ができるところまではなかなか難しくて、なんだか滑ってしまうんです。 コツを掴めば紡げるようになりますが、コツをつかむまでにちょっと時間が必要です。 それに机などの台がないと回すことが難しく、いつでもどこでも人を繋ぎたい私にはちょっと違うのかなって思い始めています。 ワークショップをやりたいと思っていますが、このスピンドルでは
幼いころ、昔話の鶴の恩返しが好きでした。 鶴が恩返しをする・・という内容よりも、読んでくれる人によって打ち込みの音の読み方が違うところが好きでした。 母親、幼稚園の先生、近所のおばさん、親戚のおじさんおばさん・・・。 あの、「カラカラー、トントン」のフレーズが聞きたくて、何度も何度も読み聞かせをねだっていました。 軽めに楽しそうに聞こえる声、重く悲しげに聞こえる声。 人によって全く異なるこの”はたおり”というものにすごく興味を持ちました。 機織りってなんだろう、どんなかんじ
1月も中半になり、寒さが厳しい日が続いていますね。 こんな日に、私が愛用しているのはタッサーシルクのストールです。 タッサーシルクはツヤツヤしたシルクとは違いもっと野性的な、どちらかというと麻のような質感です。 寒い寒いと着込み、自転車に乗ったりすると、体がポカポカし少し汗ばみます。 この汗が厄介で、降りたとたん急激に寒くなるんです。 ウールやアルパカも吸湿性を持つ繊維ですが、巻いている間に吸湿するほどの吸湿性ではないので、どうしても冷え込んでしまいます。 その点
今年は毎日糸を紡いでみよう!とお正月に目標をたてました。 まだ11日しか経っていませんが、紡ぐ時間を作ろうと思うと、日々の雑多な日常が少しだけ整頓されるように思います。 やらなくてはいけないことではなく、やりたいことをちょっとづつでも毎日やろうと思うことで今日一日がワクワクするものになったら嬉しいですよね。 3分しか時間がとれなくても、”紡ぐ”時間は、心を穏やかにしてくれています。
手から生まれるものの柔らかさに魅せられて、手織りや糸作りをしています。 気持ちの和らぐ肌触りのものを身に着けて、やわらかな気持ちで暮らていきたいと思っています。 作品づくりのプロセスなどもお伝えしていきたいなと思っています。 時々、立ち寄ってもらえたら嬉しいです。