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【あおもり紀行】第15話。八戸の舘鼻岸壁朝市は、たげオモシロイ!!

舘鼻岸壁朝市さ行くど

太陽が真横だからまぶしかった。

階上町で日の出を撮り終えたのは午前7時過ぎ。
さてどこかで朝飯食うべが。

そういえば今日は日曜日。八戸で舘鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)やっている日だ!

舘鼻岸壁朝市はマップルとか、るるぶとかのガイドブックには必ず載っている八戸名物の朝市。VISIT HACHINOHEによると全長800メートル、300以上の店舗、来場者は1万人と、そこらの街の人口よりも多いではないか。日本最大規模の朝市なんだど。

ちなみに佐賀県の呼子朝市、石川県の輪島朝市、千葉県の勝浦朝市が「日本三大朝市」って言われているらしいけど、なんで舘鼻岸壁朝市が入っていないんだ!?

まあこんなのは言った者勝ち、早い者勝ちだからしょうがないのかな。勝手に「東北三大朝市」とか作ってしまえばいいんだべな。

りんごを見てるカッチャ。
雑貨を見てるカッチャ。
みんな荷物いっぱい。

もう一つの朝市「陸奥湊駅前朝市」

ちなみに、八戸にはもう一つの朝市「陸奥湊駅前朝市(むつみなとえきまえあさいち)」がある。

こっちの朝市は、わぁの中では、八戸市魚菜小売市場っていう昔からの市場が朝からやってますよ、っていうイメージ。

市場だから平日が営業日で日曜日が休み。
逆に舘鼻岸壁朝市は日曜日に色んなお店が集まって市を開くっていうイメージ。

八戸市魚菜小売市場は現在、立替工事中で12月にリニューアルオープン予定。どんな感じになるのか楽しみだ。築地市場が豊洲市場になったみたいに、昔からの市場っていう風情は無くなってしまうのかな。

そういえば沸騰ワード10で王林とトキがヒラメの漬け丼食べていたな。あれはみなと食堂だから朝市とは違うけど。

八戸市には八食センターや、みなとっともあるから、どこで魚買うか悩む。

個性的な店あり過ぎ!楽しい!

舘鼻岸壁朝市に着くと午前8時を回っていた。朝市は夜明けから9時頃まで。ついた頃にはもう終盤で、売切れの文字もチラホラ見かけた。

ピークは過ぎているけれどもかなりの人がいて、いやいや大した人気だ。話を聞くと、と言っても直接聞いたわけではなくて耳に入ってきたのだが、八戸市内だけではなく、近隣エリアからも来ているようだ。駐車場には盛岡ナンバーの車もあった。

飲食店や農産物、衣服、雑貨などなどいろんなお店が並んでいる。個性的なお店も多い!300以上あるっていうから、たげオモシロイぢゃ。

香彩珈琲 みな実
しおてばの店、大安食堂。午前2時から行列ができるって聞いたけど本当だべが。
魚を焼くのをずうっっと見ていた男の子。魚工房 かつら
幼虫グミ。リアル過ぎるから白黒写真で。

朝飯はじゅね餅と小籠包

炭火で焼いたじゅね餅と豆腐。この年季の入った炭焼きのコンロ!おいしい予感しかしない。

わぁは朝飯に買ったのはじゅね餅と小籠包。「じゅね」はエゴマのことで、エゴマの実をすって味噌と砂糖を混ぜたタレと餅を絡めて食べる。並んでいるじゅね餅を見た瞬間にひとめぼれした。炭火の焼き物に勝てるモノってないんじゃないか?

十和田焼き小籠包。赤いテントの下なので小籠包も赤く見えるが本当は白い。

小籠包は、通りがかるとおいしいオーラが漂っていたもんで、ついフラフラ~と。実はわぁは、おいしい店は見ればわかるという特技を持っている。

店を見て、良い「気」を感じるとその店はまちがいなくおいしい。ドラゴンボールでよく見るあの「気」を感じるというやつ。あれって実は、鍛えれば誰でもできる。

雰囲気とか、気配とか、空気を読むとか、気まずいとか、視線を感じるとか、あの人怒っているとか、仕事中に話しかけるなオーラ出してるとか、こういう空気感は誰でも感じるはず。これが「気」を感じるということ。空気を読めない人もいますが・・・

お店も同じで、活気があったり、上品な落ち着きがあったり、おいしいお店はいい気を発している。
その場合、店の外観は関係ない。キレイな外観でも、気がそこそこだったら味もそこそこ。

というわけで小籠包を買ってみたら、たげめがった!横浜中華街で食べた小籠包よりもうまかった。これを食べるためだけに朝市に来る価値があると思った。

後で知ったんだばって、この小籠包は朝市では有名で、「点心工房」の「十和田焼き小籠包」というそうだ。人気なのがよく分かる。

そうこうしているうちに、店終いのお店が増えてきた。やっぱり8時到着では時間が足りないな。売切れも多かったし。次はもっと早く来るべし。

ライブもやってた。バンド名は書いていないから分からなかった。歌っていたのは小学生の男の子。

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