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おしょすいげど自己紹介

こんにちは!そう思えば、自己紹介がまだでした。
かわいいイラストで記事書いてるので、釣りガールと勘違いされている方もいらっしゃるかもしれません。
ごめんなさい。残念ながら30代東北出身の♂だっちゃ。
東北弁の「だっちゃ」ってこんなかわいい感じで使わないんですがね。。
釣り歴は長く、小さい頃から夢は釣りプロでした。

私は現在、仕事の関係でアメリカのテキサス州にいます。
自己紹介がてらに、先日釣りに行った話を書きます。

サウスパドリーってご存知でしょうか。まぁ知りませんよね。
ココです。地図デカすぎますが….

サウスパドリーアイランド

それはちょうど5カ月前ほどの出来事でした..
3月のサウスパドリーはクロダイが岸に接岸し、足元でクロダイがバカ釣れという情報を貰い、地元の釣り歴が長い佐藤さんと釣りに行ったのです。
佐藤さんは東北出身で60歳くらい。

その日は快晴だったもののやや波が高い予報でした。
私と佐藤さん、そして彼の息子の博之くんの3人で、楽しい一日を過ごすはずでした。

現地に着くとやや波が高いものの釣り人も多く、釣りが出来そうな雰囲気でした。途中、エサのエビを買って釣りに向かったのです。エビは生きエビで18㎝ほど。エビフライにして私が食べたいくらいでした。

「今日はいっぺぇ大物釣っどー!!」と東北弁バリバリの佐藤さんが意気込んで私の前を歩きます。博之もウキウキして私の隣を歩きます。
「あのあだりがいいな!」「あそごまで行ぐど!」佐藤さんがそう言って指を差しました。
そこは釣り人が多いわりには人が少ない場所でした。ただ、行くには石垣の防波堤を1キロほど歩く必要があり、自分のタックル2本と釣り具、そして生きエビを持っている私にはかなりの重労働でした。

やっとの思いで、その場に到着し、私が荷物を下ろした瞬間。突然、腰までの大波が襲ってきたんです!

「これはヤバい!」と思い、私はとっさに判断し、目の前にいた博之の腕を掴み、彼が流されないようにしました。

全力で博之を引き寄せ、無事に彼を安全な場所へ連れて行った時、私は自分がヒーローになったような気分でした。波でタックルはなくなったけれど、命を助けたんだ、と安堵の息をついたその時です。佐藤さんが駆け寄ってきたんですが、彼の口から出た言葉はなんと…

「エサどごいった!?」
「おめぇエサ持ってねがったのが?」

「え、餌!?…流されましたね。」私は驚きました。

「おめぇエサねがったら釣りでぎねぇべっちゃー」
「だめだぁーけぇぇるしかねぇーど!!」

私は言葉が出ませんでした。
「おれタックル1本流されてるんだが…」
「というか、あんたの息子守ったんだが…」
と思いつつ。。

こうして、一波乱あったものの、佐藤さんが現地の釣り人と交渉した末、数匹のエビとタバコを交換し、そのエビで数匹のクロダイを釣ってきました。

というわけで、私はアメリカでも購入できる日本製ロッドを探しているのです。

今度、実際に釣りに行った記事も書こうと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。
itohikiajiを宜しくお願い致します。

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