災害を語り継ぐ | 与那覇節/唄から文化を学ぶ 6 | 東京から唄う八重山民謡
2021年、石垣市役所が、美崎町にあった旧市庁舎から、真栄里に完成した新市庁舎に移転した。51年間使用された旧市庁舎では叶わなかった、耐震構造の強化やバリアフリーが新庁舎には備わった。それだけではなく、港に面する埋立地の美崎町から、高台の真栄里への移転には、東日本大震災(2011年)や明和の大津波(1771年)の教訓が生かされたのだという。
1771年とは、かなり昔のことのように感じるが、大津波がどこまで達したのかという話題は、師匠や島の人たちから聞くことがあり、津波へ