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インスタやってみて思った、違和感。

操作イトウです。

今回は僕のInstagramについて。

今や多くの美容師がインスタで発信して集客に繋げていますが、僕は美容師でありながら、インスタを全然使っていませんでした。更新もしなければ、見ることもしない。

それでも仕事としては形になっていたのですが、SNS上に発信していないことは、「自分が“何者でもない”のと一緒なのではないか」と危機感を覚えるように。
とはいえ、今からインスタで他の美容師さんと写真の良さで戦っても勝てないだろうし、だったら文字を読んでもらえる層に訴えたい、というInstagramへの苦手意識から、noteを始めました。

ですが最近になって「どうやらInstagramは、今後検索ツールとして伸びるらしい」との情報を得て、再び危機感が。インスタに出さなきゃ、自分が検索されないじゃないか、、、

エイッ!やれるだけやろう!

美容師の同級生たちに「こんな活動してます」と告白して、指南してもらうことに。

僕の告白はこちら↓

教えてもらったこと、大枠での課題はこんな感じ↓

ハッシュタグを30個付ける
毎日投稿する
こちらからフォローする、投稿にコメントしたり、ダイレクトメールを送る

聞いてみて、なるほどそうなのか、やってみよう!と感じたのも束の間、


…腰が重い。なんだか躊躇している自分。


そもそもインスタを放置していて他の人の投稿を見る習慣がない自分には、そもそも30個もハッシュタグが思いつかない。

毎日投稿しようにも、するほどのネタが思いつかない。日常的に写真を撮る習慣がないので、思いついた頃にそれを載せる写真がない。

フォローって、誰をフォローすればいいのか。コメントもダイレクトメールも、、、

フォローした人の投稿やストーリーを見ても、目に留まらない。スクロール、スクロールの連発、フリック、フリックの連打。目に留まるのは兄が投稿するの甥っ子の写真ぐらいなのです。

全然、楽しくない。やってて気持ち良くない、という感覚。

スマホの画面一杯で「見て!見て!」とアピールしてくる見えない手が、聞こえない声が、僕にとっては、少し息苦しいのです。僕は他人の些細な日常や最新情報の写真には興味がない。つまりはインスタをやるマインドが備わっていないんじゃないか。

目にした記事の言葉を検索したら、腑に落ちる部分がありました。

こういうのを、「アテンションエコノミー」と呼ぶらしい。

ネット上では、注意を引きつけて長く滞在させる、もう1クリック押させることでビジネスが成立する、みたいなことらしい。

インターネット上にあるあらゆる媒体、SNSを始めNetflixなどの動画配信は、消費者の限られた時間の奪い合い。YouTuberが「サムネが命」というのは、数多ある動画から選び取られるための戦略であって、文春の記事のタイトルも同じように、気になって1クリック押させるような工夫がなされている(タイトルに関しては、僕は文春さんに丸投げしています)。

“中身”を見てもらうためには、“側(ガワ)”の引きが強くないといけない。

そしてこのゲームに勝たないことには、僕の記事も読んでもらえない。

インスタに於いて“側”はもちろん写真(中身も写真か?)。僕がそれをやろうとすると、取り繕ってる感が強くなってしまう。やっている自分が気持ち良くやれないのは、なんだか騙してるような気になってしまうからかもしれません。
つくづく僕は表に出るのが苦手なこじらせ野郎だな、と。

投稿へのリアクションを見てもInstagramの住人は、やっぱり僕が訴えたいターゲットからは少しズレている気がするし、改めてInstagramは僕には向いていない、というのが今回の失敗であり、収穫です。

得意な誰かに託すのが一番良いと考えていますが、身近には今のところいないので、Twitterをメインに動かします。インスタは報告する時だけにしようかな。

楽しくなければ続ける意味がない。こっちは曲げてはいけない気がするので。

同級生のみんなも、色々教えてくれたのにごめんなさい。大変参考になりました。ありがとうございました。


Twitter、Instagramのフォローもよろしくお願いします。

ではまた。








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