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映画「メタモルフォーゼの縁側」

こんにちはこんばんは、伊藤です。
最近、「メタモルフォーゼの縁側」という映画を見ました、今日はその映画を紹介したいので、ここに綴ります。

■映画の概要

佐山うらら、17歳。
みんなみたいにキラキラできない女子高生。
唯一の楽しみは、毎日こっそりBL漫画を読むこと。

もうひとりの主人公・市野井雪、75歳。
夫に先立たれ、人生の終わりがちらつく今日この頃。

ある日、ふたりは同じ本屋にいた。
うららはレジでバイト。その目の前に出された一冊のBL漫画。
顔を上げるとそこにいたのは雪だった。

雪はBLの意味さえ知らず、きれいな表紙に惹かれ思わず手に取っただけ。
初めての世界に驚きつつも、男子たちの恋物語にすっかり魅了され、老いた身体にときめきがよみがえる。
続きが読みたい。雪は新刊を求め、再び本屋へ向かうのだった・・・。

こうして出会ったうららと雪。
好きなものを語り合える「友達」ができた。

あくなきBL愛を語り合う日々の中、雪が言う。
「うららさんは自分で漫画描きたいと思わないの?」

そして、ふたりはある挑戦を決意。

それは創作漫画の即売会「コミティア」への出展。

年の差58歳、うららと雪の挑戦がはじまった。
そしてそれは、あるメタモルフォーゼ(=変身)をもたらしていくことになるーーー。

公式サイト「メタモルフォーゼの縁側」より引用


映画を観てみて

 主人公のうららに自己投影した伊藤さん、まるで自分を見ているような気分だった。

序盤は鈍行列車の中で見ていた訳ですが、物語が進むにつれて見てる自分もにこにこするようになってる自分がいて
列車を降りて帰路に着くときには、「早くお家に帰って続きを観たい…!」その一心で笑顔のまま家に帰った、多分通りすがりの人は異様ににこにこしている自分を見て謎に思ったかもしれない…
ごめんね

そうして家に着き夕飯を食べながら物語を見ていて、物語のシーンは原稿をやっている時、
アナログ原稿を描くうららを見て、「あーわかるぅぅ」とか、「わぁぁきれい…!」とか、たくさん呟いてしまった
見てる場所が家で良かったと本当に思った
(序盤は鈍行列車の中でみていたので、あのままだと危なかった笑)

また、原稿が出来上がって印刷所に原稿を渡したとき、ちょっと目にクマができているように見えたのを受けて、「わかる……」と共感した伊藤さん

製本された本が無事届き、包装を解いて表紙を目にしたときは、本当に本当に綺麗で優しい絵だった。思わずじーんとした!

そして、来たるコミティア当日に雪にトラブルが起こったのを見ていて、終始、「がんばれ…!がんばれ…!」と言っている自分がいた

出来上がった作品を読んだ時は、自分の事のように嬉しかったしいっぱい泣いた笑

コミティアのシーンで終わると思いきや、推し作家さんのサイン会に行くシーンもあり、大変見応えのある1時間半でした

おわりに

 まず今まで執筆した自分の作品を初めて宝物のように思えたのが大きいです、
今まではやりきった感しかなくそのあとは何も思う事もなくむしろ負い目を感じてた時もあったのですが、今回映画を観て自分の作品が自分の子供のように、宝物のように思えました

ありがとう、うらら、雪。
ありがとう、映画の制作に関わってくれた人たち

今回知り合いの紹介で(知り合いの隣で漫画のネームをやってたら、「メタモルフォーゼの縁側に出てくるうららみたいだね」と言われ)観た映画でしたが、本当に観て良かったと思えました

本当はまだまだ語り足りないのですが、これ以上長くなると読むのも疲れると思うので(あとネタバレもあるし…)この辺にしておこうと思います笑

皆さんもおすすめの映画があったら教えて欲しいです!

では、またこんど!

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