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エンプティチェア(空のイス)に座ってみる

「エンプティチェア」という言葉を

知っていますか?

空のイスという意味です。

「相手の立場や気持ち、感情を知り

理解する為の考え方」のひとつです。

自分の前に

空のイスがおいてあると想像して

そのイスに座ってみた時を想像する。

もしくは

本当に空のイスを目のまえにおいて

そのイスに実際座ってみる

そういう風に使います。

「相手の立場になって

気持ちを考えましょう」

とよく言われますが、

案外これは難しいですよね。

なぜなら、

自分は自分であって

相手ではないからです。

自分の頭で考えているからです。

ところが

エンプティチェアに座ってみると

「相手にはこう見えていたんだ!」

とまず景色が変わって見えます。

「相手はこういう風に感じていたんだ・・」

と相手の気持ちや考えがわかるのです。

わかった気になっているだけ」かもしれません。

けれど、座る前には想像もつかなかった

「相手はこういう気持ちなんだ。

こう受け取っていたんだ」

がわかるのです。

不思議な経験ですが本当なのです。

私も最初は

「目のまえのイスに座るだけで

相手の気持ちがわかるなんて

そんなわけない!」

と疑っていました。

ところが、実際、

目のまえのイスに座って

逆の方向から見ると、自分の感情ではなく

相手の感情を感じるし、想像できるのです

驚きでしたし

何度経験しても不思議な経験です。

今日、なぜ?

エンプティチェアの話

をしているか。

昨日、あるところから取材依頼の面談を

受けてきたました。(詳細は改めて)

その依頼主とのやりとりで

私がエンプティチェアを使って

想像してみたからです。

ことの経緯はこうです。

依頼主から

私のHPの中のメールボックスに

取材依頼のメールが届いていました。

普段あまりそのボックスに

メールが来ることがないので

うっかり見過していました。

気がついた時は

3日ほどたっていました。

「これは申し訳ない」と思い

できれば8日までに返事を欲しい

という依頼のメールに

8日ぎりぎりに返信をしました。

ところが、待てど暮らせど

返信はありません。

「そっちから依頼してきて

返信しないなんて、失礼な!」

と私は若干イラっとしていました。

仕事人としてどうなの?と

不信感も持ち始めていました。

色々考えた末に取材の依頼を受けよう

と思って返信したメールでした。

なので、返信がないことに

余計イラっとしたのかもしれません。

「返信がないならないでイイや」

と割り切ろうとしましたが

なにかひっかかっていました。

取材依頼のメールが丁寧で

返信してこない人

とはとても思えなかったからです。

そこで、ふと考えました。

「相手は、なぜ返信してこないのだろう?」

相手のイスに座ってみたのです。

すると、HPのボックスから返信したので

私が気がつかなかったと同様

普段あまり使わない

メールボックスにはいっているのでは?

もしくは迷惑メールボックスにはいってしまった?

とにかく、メールを目にしていない?

それなら、返信がこなくても当たり前だなあ。

じゃあ、別のメールからもう一度送ってみよう。

そう思い、HPからではなく

「一度返信したけれど

届いていないかもしれないので

再送します」

とコメントを付けて

通常のGoogleのメールから再送しました。

そうすると送ったと同時くらいに

お詫びの返信メールが届いたのです。

私がエンプティチェアに座って

想像したとおりでした。

「一度お話させてください」ということで

昨日の面談になったのです。

私が、返信が来ないことに

「失礼な人!」と怒ってしまい

「なぜ相手は返信してこないんだろう?」

と考えなかったら、

せっかくの取材依頼のご縁は

なくなっていたのでしょう。

お相手も私のことを

「丁寧な取材依頼に対して

返信もよこさない失礼な人」

と思っていたかもしれません。

いつもどおりにコトが進まない時

「どうして相手は、

○○してくれないんだろう?」

と一歩立ち止まって

相手の立場にたって考えてみること

の大切さを改めて感じた出来事でした。

夫婦の間でも使えますね。

「おかえりなさい」

と声をかけたのに返事がない。

「なんで返事をしないの!!」

と怒る前に

「どうして夫は

返事をしなかったのだろう?」

と考え、想像してみると

「疲れているの?お疲れさま」

「会社でなにかあった?」

自然と言葉か出てくるかもしれません。

そこから

「うん、会社で色々あってさ、疲れたな」

「色々ってどんなこと?もしよかったら聞かせて」

と会話が始まるかもしれません。

日常の会話力はこうして

磨かれていくと思うのです。

エンプティチェアに座って

相手の立ち場や感情を想像してみる

試してみてください。

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