レポート | いわき地域医療セミナー | 医を学ぶ学生たちを、いとちで支える
福島県立医科大学といわき市とが連携して行っている「いわき地域医療セミナー」という医学生向けのプログラムがあります。医師を目指す学生が、実際の地域医療の現場を体験的に学ぶもので、震災後の2013年から毎年続けられてきました。じつは、いとちプロジェクトの母体である「かしま病院」が、そのセミナーの受け入れ先になっており、今年も、8月から9月にかけて合計3回、30名近くの医大生を受け入れています。
かしま病院の研修の特徴は、総合診療を、①多職種連携の実践的な動きのなかで学ぶプログラ