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覚悟力(断捨離お焚き上げシリーズ①)

断捨離シリーズと銘打って、なんだかずっと手放せなくて、本の中に書き込みまでしちゃったので売るに売れず。そんな本への執着を手放すために、当時の思い出なんぞ思い出しながら記録に残してみようと思う。

覚悟力 著者:藤堂昌恒 (PHP研究所2007第1版)

amazonのマイアカウントより

13年前に買った本をまだ持っていた。社会人一桁後半の頃で、覚悟ってなんだろう。やってみたいことや変えたいことはたくさんあるけれど、どうやったら覚悟ってできるの?という問題意識だったように思う。
その2年後、大企業を辞し、ベンチャーで自分を試し、その後、個人事業主に。現在も常に悩んでいるけどその決断の瞬間にはこの本の教えが少なからず背中を押してくれていたのではないかと思う。

 内容は、普遍的で数多の先輩諸氏が言われてきたことだろう。がそれだけに、重要で今の自分にも刺さる言葉が並ぶ。
その中の一つ。

「まず決める。そしてやり切る。」

見出しは、ガンダムSEED DESTINY第24話から、ラクスクラインから、国の代表者であるカガリの決断に対してかける言葉。
https://www.gundam.info/special-series/gundam-power-word/64.html

本書にも 類似の表現があり、「何をするのかを決めること。決めたことを徹底的にやる。徹底の基本は量をこなすことである。いつか(それがいつかわからないから覚悟が必要なのだが、『量が質に転化する』時が来る・・・・(以下略)」と。
そのアニメーションのリアタイは2005年くらいだったみたいで、だけど、その時のセリフは強く若かりし頃の自分にも残っていたようで。それからの自分は、積み重ねが苦手で、何か一つの分野に集中するというよりは世界を広げて新しいことを知っていく方が好きだったみたいですが。

一次情報を知る(今後)

今回改めて本書を読んでみて、今の自分でも大きく頷きながら心に刻んでおきたい教えがたくさんあった。が、逆に初めて聞いたようなことは少なく、具体的な誰か人となりをイメージできるような方の著作から学ぶとよりよいのかな。今後は、古典というか彼らの成長の元となった一次情報にあたっていくのが良いかなと感じた。誰もが知っているような有名な人(本書引用者でいうと「松下幸之助」「吉田松陰」)の言動を権威として学んでいきたい。

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