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#001 これからの時代、スモールビジネスという生き方。

はじめまして、公認会計士の伊藤歩です。

メディアは大企業の広告で溢れてるし、特にテレビはおカネかけたもん勝ちみたいになってるけど、あれだけ広告にお金をかけて大量に売りまくり続けないといけないというビッグカンパニーも、それはそれで大変なんでしょう。

大企業が「良いもの」を作ってるとは限らない。

というと語弊があるかもしれません。でも、その商品やサービスが、 だれにとって「良いもの」なのか?? を考えてみると、ビジネスの世界の構造が見えてくるような気がします。

ここ数年で消費者の購買活動の様子が少しずつシフトしてきているのを感じます。安い、便利、みんな持ってる。が、良しとされてきた時代は、物が溢れすぎてしまった今では限界が近づいているように思います。一方で、自分らしさ、ひとにやさしい、地球にやさしい、そんな商品・サービスを求める人たちが少なからず表面化してきています。もはや、「消費者」ということば自体がマッチしないような気もします。生活していくために必要なものは、簡単に手にできる時代になりました。必要だから買う、できるだけ安く買う、という考え方から、もっと多様化してきています。こんなにマイナーなものでも商売が成り立つんだ。。。というようなビジネスがどんどん生まれています。

もし、ひと昔前の商店街で近所に住む人たちだけのマーケットでは、絶対に成り立たない、そんなビジネスで生きる人たちがいます。小さいスケールながらも、それで食べていける。自分の得意なことで社会に役に立つ仕事ができる。物の買い方が多様化するのと同様に、人の生き方も多様化しているのです。

ビジネスの構造の話を冒頭にしましたが、大企業は1,000人にしか売れないものは売りません。利益が出ても小さすぎるか、かえってコストがかかりすぎて利益が出せない可能性が高いからです。でも、1,000人が共感してくれる物やサービスも、提供できれば立派な社会貢献です。それを届ける人がいるというのは、私たちの世界をより楽しく彩りのあるものにしてくれると思うのです。そして、ありがたいことに、情報が自由に発信できる現代ではその1,000人に情報を伝えることが不可能ではなくなったのです。

実際に、日々新しいビジネスを始める人が続々と現れています。でも、実際にその中で何年も継続してそのビジネスを走らせている人がどれくらいいるでしょうか。うまく軌道に乗せれずに、途中でやめてしまう人、やめざるを得ない人がどれくらいいるのでしょう。

継続していくことは、とても難しい。

確かに難しいです。大好きなカフェが次々と閉店していくのが悲しくて、何かできないかとずっと考えてきました。少しでも、うまくいくように何か私にできることがあるのではないか。そう思い、記事を書いてみようと思いました。

今まで多くの起業相談や経営者からの相談をお聞きしてきた中で、私ができることといったら、相談者の話を聞くことと、ビジネスを数字で展開して目で見えるようにすること。ここでは、直接話を聞くことはできませんので、スモールビジネスを展開している方、これからやってみようと思っている方が、自分の歩いている道を地図に落として、俯瞰して見える状態になることを目指して、発信していこうと思います。

スモールビジネスの可能性にワクワクせずにはいられません。



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