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内向きと外向き

何か事象が起こると、ついつい他に要因があるのでは?と、

「外向き」の思考になりやすい。

僕も他に原因があるのでは?と、そう感じることが多かったです。

写真はお城ですが、

外堀を頑丈にして、敵襲対策もしつつですが、まず内部での自軍の統率を図ることが大切だとも思います。


一方で、「内向き」に、その結果になったのは自分自身にも何か要因があったのではとも、考えられます。


最近読んだマーケティングの本でも、

売り上げが良くないテーマパークやホテルなど、

ついつい外から何かを付け加えて、その状況をなんとか乗り越えようとする。

でも、上手くいかない。なぜうまくいかないのか。

外から付け加えたものも、最高にいいものであるのに、なぜうまくいかないのか。


答えは、「内向き」自分たち自身にあったからです。

自分たちが何も変わらず、外から付け加えても内部は何も変化していないので、ほぼ何も変わっていないのです。

外から付け加えることは簡単な解決方法ですが、

内部・自分自身を変える、今までの選択を変えることは大変労力がいることです。


やっぱり自分も含めて、大変な方を選ぶことはできる限りしたくはないですよね。楽な方がいいですよね。

でも、一手間、一手間と加えることが大切であったりも。


何か変わらない状況があれば、まず向けるべき矛先は自分たちなのでは。

答えは自分自身の中にあると、まず思うようにすると、色々と変わっていくこともあり、より今実感しています。


伊藤申泰

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