![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66552830/rectangle_large_type_2_e07193c49843d2e0137dcc3a368a6cc0.jpg?width=800)
プライドという自分の鎧
自分の耳には聞きたいことしか入ってこないし、自分の目には見たいものしか見えていない。
自分にはプライド、という鎧が纏われていて、それは個人個人でさまざまな形をしている。(育ってきた環境や関わってきた人たちなどからの影響なのか)
その鎧は付け外すことが可能だが、付け外しする方法は個人個人で異なっており、外すことができずにずっと付けたままの人もいる。
プライドだけでなく、コンプレックス、と呼ばれる鎧もある。
まずは言葉の意味を整理していきます。
<プライド>
自分の才能や個性、また、業績などに自信を持ち、他の人によって、自分の優越性・能力が正当に評価されることを求める気持。また、そのために品位ある態度をくずすまいとすること。誇り。自尊心。自負心。矜持。
https://kotobank.jp/word/プライド-125923より引用
正当に、評価されることを求める気持ちであるということ。
正しく評価するのは、誰なのか。
それは自分自身なのか、他人なのか。
いわゆる承認欲求と近いものなのでしょうか??
コンプレックスについても言葉の意味を整理していきます。
<コンプレックス>
心理学・精神医学の用語で、さまざまな感情の複合体のこと。
衝動や欲求・記憶などの、さまざまな心理的要素が無意識に複雑に絡み合って形成される。または、特に「劣等感」を指す意味で用いられる表現である。
マザーコンプレックス・エディプスコンプレックス・インフェリオリティーコンプレックスなど。
日本では、インフェリオリティーコンプレックスという、劣等感が用いられることが多い。
これ以外にも、Wikipediaにはさまざまな種類のコンプレックスが記載されている。
愛着であったり、執着心であったり、対抗心、嫌悪などなど。
無意識的に抱えているものはさまざまありそうです。
<自分のプライドやコンプレックスを理解する方法>
個人個人で抱えているものをどう捉えていくか。
自分自身が何者なのか、という本質を探すことを私はやったことがありました。
本質的なところをみる方法は、たくさんの種類がありますよね。
生年月日や時間、星座など
または、手相や人相、姓名判断など
あらゆる方法で、自分とは何者なのか、的な本質を読み解いたり。
また、過去を振り返ることで自分の潜在的に隠れているものを解き明かしてみたり。
いろんな方法が溢れています。
自分とは何者なのか、何が得意なのか、何が苦手なのか、潜在的なところではどう思っているのか、などわかってくることがたくさんあります。
ただ自分自身が、どんな時に、どのプライドが出ているのかという、場面までわかるといいなと感じています。
<自分自身をどう捉えるか>
潜在意識と、自分が今大切にしたいと思っていることが、マッチすると自分自身の価値観を大切にした生活が送れていると、幸福学では言われています。
日常の何気ない生活を、自分自身のことを知らずに送っていると、嫌なことや不満が出ることなどが多くなりそうです。(全部がそうではないと思いますが)
そこに、自分自身を知る機会があることで、自分がされて嫌なことや不満など、その時点よりもっと前で解決することができそうですよね。
自分はこんなことが嫌なのか、こんなことが苦手なのか、これがコンプレックスになっているんだ、と気づいたり、
ここは譲れないところなんだ、こういう場面で自分は評価されたいと思っているのか、と気づいたり、
プライドやコンプレックスは自分の潜在意識から湧き出てきた自分の外側を覆っている鎧であることに気づける、道具なんだなと考えています。
いかに気づけるか、そしてその選択をするのかしないのか。
道具をうまく使いこなせると、自分がもっと成長できると考えます。
<まとめ>
どちらの言葉も、悪いイメージがかなり先行していると思います。
プライドもコンプレックスも悪いイメージだけではなくて、
それが自分に何を示しているのか、いい気づきを与えてくれている道具なんだ、といいイメージにも転換できると、いろんなことに気づくことができます。
悪いということは、反対に良いということが隠れています。
どちらも大切だと思います。両方を見れる心を作っていきましょう。
伊藤申泰
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?