大麻取締法改正 医薬品の使用が可能に -古来より日本で栽培されてきた大麻・再注目-
Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトアです
本日は通常ニュースから1つをpick up
今回はこちらの記事を取り上げます!
記事の概要 :大麻取締法改正 医薬品での使用許可
新たに使用に対する罰則
12/6、大麻を原料とした医薬品の使用を認めるとともに、大麻草の使用禁止の法案が新たに可決・成立しました
大麻草を原料とした医薬品は欧米などで難治性のてんかんの治療に効果があるとして使用をされており、国内でも使用の解禁を求める声が出ていました
一方で乾燥大麻などは新たに「麻薬」としての位置づけとなり、すでに禁止されている「所持」や「譲渡」に加えて「使用」も禁止されることとなりました
考察 : 「大麻」と一言にいってもいろいろな種類がある
正しく知り、使用していくことが大切
「大麻」というと「危ない植物」という認識の人が大半なのではないでしょうか
しかし、「大麻」と一言でいっても実はいろいろな種類があります
まず向精神作用があるとされるのはTHCなどの成分であり、医薬品として使用される大麻の成分は主にCBDという成分です
THC、CBDどちらも含有する大麻もありますが、THCはほとんど含まずCBDのみを多く含む大麻も存在します
また三重県明和町では今年新たに大麻栽培を開始されましたが、ここで栽培されている「産業用大麻」はTHCもCBDもほとんど含有のない種類です
(三重県明和町の大麻栽培については下記URLをご参照ください)
いま記載しただけでも、実にさまざまな種類の大麻があるということがわかります
日本では古来より多くの地域で栽培されていた大麻
神社などの仏具や伝統のあるお祭りで使用される衣装や小物などに大麻が多く使用されていることからも、その歴史を垣間見ることができます
また、多くの人が親しんでいる七味唐辛子
これには麻の実が入っていますが、この麻の実は大麻の種子です
そういうことを知ると、いかに大麻が日本人にとって身近な存在だったかを実感します
海外でも健康食品としての効用や、場所を選ばず無農薬で育つためサステナブルな素材としてなど、さまざまな分野で注目を集めている大麻
これから日本でも広く栽培され、今よりもより身近な植物になる日もそう遠くないかもしれません
個人的には素材としての大麻に大いに興味がありますので、これからも少しずつ大麻について学んでいきたいと思います♪
いかがでしたでしょうか?
なにかの気づきや学びのきっかけになりましたらうれしいです
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