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トラベラーズノートのレギュラーサイズを文庫サイズに変える!東京エディションver.

こんにちは、いとゆき(@ito_yukika)です。

先日めちゃくちゃ早起きをした日がありまして、ずっとやってみたくて、でも勇気が出なくてやっていなかったことに挑戦してみました。

それがトラベラーズノートレギュラーサイズのサイズを変える(リサイズする)こと。

わたしがずっと使ってきたのは、トラベラーズノートのレギュラーサイズ。A4三つ折りサイズなので、保育園からのプリントや印刷した紙を挟んでおくのにちょうどよくて重宝していました。

でも先日、日常使いのバッグをひと回り小さいものに変えたんです。

バッグ自体は、初めてのブランド物だったり、珍しい赤い色が元気をくれるし、夫に買ってもらったということで気に入ってるんですが、小さいがゆえにトラベラーズノートを持ち歩けなくなってしまって。

もともと仕事をカフェでするときくらいしか持ち歩いてなかったんですが、最近いろいろ考えることが増えて、バッグに常備している小さいメモだと足りないんですよ。あと書いたことを忘れがち(ADHDあるある)

小さいノートを使いたいなと思いつつも、トラベラーズノートのパスポートサイズはちょっと相性が合わなそうで(リフィルが合わないから)候補から外れ、わたしにはトラベラーズノート(しかも東京駅エディション)があるし……と葛藤してたんです。

で、思いついたのが持ってるトラベラーズノートのサイズを変えて、使いやすい文庫サイズにしてしまえばいいのでは!?というアイディアでした。

わたしは文庫サイズのノートが結構好きで、ほぼ日のノートやMDノートは文庫サイズを選ぶことが多いんです。書ける分量も多すぎず、少なすぎず、持ち運びもしやすい大きさなので、これなら長く使えるんじゃないかなって。

文庫サイズへのリサイズ方法を検索したらば「裁断位置はノートの上部6cm」と出てきたんですが、わたしの場合、表紙のど真ん中に箔押しがあるのでそれだと柄が切れてしまうんですよ。

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仕方ないので、背表紙のゴムを通す穴を基準に上下を切っていくことにしました。

せっかくやったので、トラベラーズノート東京エディションを同じように文庫サイズに変えたい方のために記録を残しておきます。ただ、カスタムは失敗の可能性もあるので、自己責任でお願いします。(わたしもめっちゃ震えました……!)

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用意するといいもの

作業を始める前に、用意しておくといいものを挙げときますね。

・カッター(切れ味が悪くないやつ)
・カッティングマット(切るときに下に敷くやつ)
・長めの定規(わたしは30cm定規を使いました)
・キリ(わたしは目打ちを使いました。ズボラ)
・ハサミ(大きめ・しっかりめのがいいかも)
・ボンド
・(必要な人は)リペアキットまたはペンチ

このあたりがあればうまくいくかなと思います。ボンドに関しては好みが分かれるところだと思うので、やり方を見て、必要そうだなと思ったら用意してみてください。

(1)文庫ノートの収まる範囲を把握する

まずは、文庫サイズのノートがどのくらいの範囲に収まるのかを把握します。実際にノートを置いて確認してもいいんですが、わたしはほぼ日の下敷きを持っていたのでそれを当てて位置を確認しました。

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これを元に、上下3cmくらいを切ればいいんだなと把握。本当はもう少し上を広めに切ったほうが箔押しの出る面がバランス良さそうなんですが、わたしは不器用なのでできる限り簡単に、を意識しました。

(2)ついているゴムとしおり紐をとる

トラベラーズノートにはノート上部に金具で、ノートをとめるゴムとしおり紐が留められています。まずはそれをとりましょう。

金具を再利用したい方は専用のリペアキットを購入するか、今ついている金具をペンチで開いて再利用するといいと思います。

わたしは小さいサイズにしたときに、金具が邪魔になって書きにくくなると予想して、金具自体も外すことにしました。なのでハサミでチョキッと切るだけ。ゴムもしおり紐も後から使うので、捨てないように注意してください。

(3)トラベラーズノートの上下を切る

いよいよ切ります……!!めちゃくちゃ不器用で、カッター使うのが絶望的に下手なので震えたんですが、一気にやったほうが綺麗にできるかなと思って勢いで切りました。

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カッティングシート(?)、カッティングマット(?)、切るときの下敷き(?)を使うと、メモリがついてるのでやりやすいです。1cm間隔(わたしのは0.5cm間隔)で線が入ってるので、それを目印に切ればいけます。

(4)トラベラーズノートの左右も切る

上下を切った段階でノートを挟んでみたところ、ちょっと横が出過ぎている感じがしたので左右も切ることに。

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これはもう好みになるので、ギリギリがいい人は広めに、余裕を持たせたい人は狭めに切ってみてください。わたしの場合は0.5cm〜0.8cmくらいで切りました(定規の線を目印に切ったので正確な幅はわからず……)。

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(5)ゴムを通す穴を開ける

いい感じのサイズに切り終えたら、次にゴムを通す穴を開けます。必要なのは4つ。上に2個、下に2個です。

トラベラーズノートの専用キットにリペアキットというものがあって、上部についている金具がついています。もし金具をつけたい人はリペアキットを買うか、最初についていた金具を再利用してください。

わたしは金具を使わないでリサイズするので、今回はゴムだけで処理する方法を残しますね。

穴を開ける位置は、端から0.5cmと端から2cmのあたり。そして0.5cmの穴まではカッターで切り込みを入れます。

わたしはキリを持っていないので目打ちを使って穴を開けたんですが、意外と開きます。あと、そんなに大きくなくていいので大丈夫。ゴムが通ればいいだけなので。

(6)ゴムを通していく

ゴムの通し方、わかる人にはわかるんでしょうけど、わたしには混乱する通し方でした。空間認識力が乏しい……。笑

(1)上の内側の穴から内側に通す
(2)下の内側の穴から外に出す
(3)下の外側の穴から切り込みに挟んで内側へ
(4)そのまま上の外側の穴に通るために挟む
(5)外側でゴムを結ぶ

って感じ。わかりますかね?(´・ω・`)

このときに意識したいのが、思ってるよりもゴムを引っ張って結ぶこと。じゃないと意外とゆるくてノートがずれます。本体が曲がらない程度にゴムを引っ張って結んでください。(わたしは一度失敗しました)

あと、ゴムの結び目は内側のほうがいい人もいるのかもしれないけど、わたしはノートに向かっているときに結び目が見えるのが嫌だったので外側で結びました。

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内側にはゴムが2本通っていればOKです。写真だと1本だけしか通ってないように見えますが、その下にもう1本通っています。幅の狭いほうのゴムはゴムを支えてて、長いほうのゴムにノートを挟む感じです。

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しおりの紐は、人によって好みがあると思うけれど、わたしはゴムの結び目の近くに結んでとめました。気になる人は内側にしてもいいのかも。もともとの長さのままだと長すぎるので、少し切ることになると思われます。

(7)角が気になる人は丸く切る

カッターで切ったままだと、角がシャキーンと尖ったままになります。そのままでもキリッとしててかっこよくはあるのですが、気になるという人はハサミで丸く切りましょう。わたしは丸く切りました。

注意点としては、カッターで切るよりも力がいるので、思い切って切ること。

カッターだとスルスル切れるので同じ気持ちで切ろうとすると固さに驚くかも。丸くきるだけでも結構難しいので、思い切って勢いよくいきましょう。

(8)革のポロポロが気になる人はボンドを塗る

最後に、カッターやハサミで切ったことによって、革がポロポロと崩れてしまいます。専用のクリームを使ったり、使ってしばらく経つと収まってくるはずだけど、気になる人はボンドでとめちゃいましょう。

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ポイントとしてはできるだけ薄めに塗ること。わたしは少しずつ綿棒にとって、ちょっとずつちょっとずつ塗り広げていきました。

ボンドを塗り始めたばかりの時は白いのでドキドキすると思いますが、乾いたら透明になるので気にならなくなります◎

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はい、というわけでトラベラーズノートのレギュラーサイズだった東京エディションを、文庫サイズに変更するやり方の記録でした。本当にドキドキして手汗すごかったけど、やってみたら「やってよかった〜〜!」って気持ちでいっぱいです。

やっぱり文庫サイズだと使いやすいし、何より小さいバッグにも入れられるようになったのがすごく嬉しい。これでいつでも持ち歩くことができます♪

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外出先で急にアイディアが浮かんできた時とか、何か吐き出したいことが出てきた時にも対応できるから、これはやってよかったな。うん。

表紙の箔押しを生かすために、背表紙の刻印を切り落としてしまうことになったけど、箔押しを見ればトラベラーズノートであることはわかるからいいかなと思ってます。ありがとう、刻印!

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トラベラーズノートのリサイズを考えている方の参考に少しでもなれば嬉しいです٩( ‘ω’ )و







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