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【今月のトークテーマ】暗殺者は屋根の上で自由の翼を羽ばたかせる【伊藤誠之介】

 初めての方は、はじめまして。伊藤誠之介(@ito_seinosuke)と申します。

 まずは自己紹介からですか。オレの最近の推しアイドルは、タイの48グループ「BNK48」と、同じくタイのアニソンYouTuber「MindaRyn」です。サワディーカップ。……って、そんなことは誰も聞いてないですね。

 ふだんは「電撃オンライン」や「電ファミニコゲーマー」などで原稿を書かせてもらっています。最近はおかげさまで、それ以外のWEBサイトでのお仕事も増えていますが。

1979年のマイコン少年、それから40年後の今は……

 そもそも自分とゲーム……というかコンピュータとの出会いは、小学生の頃に故郷・徳島のマイコンショップに入り浸って、MZ-80KやPC-8001をいじり倒していた頃までさかのぼります。その後もPC-8801やPC-9801のパソコンゲームを遊んできたので、じつはファミコンやスーファミの思い出は、ほとんどないんですよね。ゲームライターの仕事を始めたのも、メディアワークス創立前のまだPCゲーム雑誌だった『コンプティーク』ですし。

 そんなわけで電撃は、メディアワークスの創立時からずっとお仕事をしているので、もう25年以上のお付き合いになりますね。紙媒体の頃は『電撃王』でセガハードやXboxの記事を担当したり、その他いろんなところでお仕事させてもらっていました。個人的には中綴じ時代の『電撃姫』で、エルフやKeyといったメーカーの長文インタビューを担当させてもらったことが印象深いです。

 最近では最初に書いたとおり、WEBでの原稿執筆がメインになっています。「電ファミ」のほうで反響の大きかった記事だと、『ダークソウル』が好きな大阪のおじいちゃんにお話を聞いた記事とか、『スパロボ』の寺田プロデューサーとTYPE-MOONの奈須きのこさんの対談とかでしょうか。

 ゲームライターマガジンの他の方とは、『レイジングループ完全読本』を一緒に執筆しています。あとはラー油さんに聞き手をお願いして、『ウルトラマンX』『オーブ』の田口清隆監督に『地球防衛軍』について聞いた「電ファミ」の企画は、個人的にも思い入れが強くてお気に入りです。

 じつはゲームだけでなく、アニメ関連の原稿もチョコチョコと書いていて、最近は上映会のレポートや、声優さんのインタビューが多いでしょうか。アニメ関連では、もう20年以上前のことになりますが、『少女革命ウテナ 薔薇の容貌』というインタビュー主体の単行本を刊行したことがありまして。……まぁ、過去にいちばん景気の良かったお仕事は、旧『エヴァ』ブームの頃の謎本なんですが(汗)。

 ムダにキャリアが長いぶん、昔のお仕事の話を語り出すとキリがないので、そのあたりはまたいずれ個人のnoteでやることにして、そろそろ今月のテーマに移りましょうか。

世界の歴史の背後でうごめく真実の闘争を暴き出す……えっ、真実って!? 

 さっきお話ししたように、昔のPCゲームをいろいろと遊んでいたので、自分の思い出に残っているゲームもその時期の作品が多いです。SSIのRPGをスタークラフト(RTSの有名ゲームではなくて、日本に昔、そういう名前のソフトハウスがあったのです)がアレンジ移植した『ファンタジー』とか、安田均先生謹製のダンジョンRPG『ラプラスの魔』とか。

 でも「自分がこの世でいちばん好きなゲーム」ってなんだろう? と考えたら、やっぱりこのシリーズが思い浮かびます。『アサシン クリード』……って、めっちゃ最近じゃん!

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