個展「サカイメ」開催のお知らせ
こんにちは。
「バーチャルをハレにする」ファッションブランド、Yarnwinderです。
ブランドオーナーの柑酉衣豆(かんどり いと)と申します。
VRoidStudioというソフトを使って3D衣装制作をしています。
BOOTHに色々なお洋服を出品しています。
実は20024年9月現在こちらのココナラの受注を一時休止しております。
というのも、個展を開催するからです!
個展開催のお知らせ
メタバース…ではなくリアルでの開催です。本当はメタバース会場も作ろうと思ってたんだけどなくなりました…
「サカイメ」コンセプト
前回の個展について
実は【同じ会場・同じ座組】で約3年半前に個展を開催しております。
その時もVTuber友達は来てくださって(と店長さんに伺いました)
その方々は知っているのです(そして今まで秘密にしてくれてました)が
「個展」と言いつつ、衣豆の魂と衣豆自身のメタな「個」としての「展示」なんです。
ただ当時はそのメタな「個」をお互いで晒すということがあまり主流ではなく、かつ自身も抵抗があったため会場に来てくれた方にはメッセージを残していました。
前回と今回の個展で変わったのは
「魂」は「創造神」に近く「存在すら知り得ない存在」という不可分性で
変わらなかったのは
魂の作品でもあり、衣豆の作品でもあるという観点だと思うのです。
昨今のバ-チャル事情
今回も衣豆の魂と衣豆自身のメタな「個」としての「展示」であることを敢えて話すかどうか迷ったのですが
コアにある自分の表現したいもの、個展で実現したいコンセプトというのが
この「個」の捉え方そのものだ、と考えしっかり説明しようと思いました。
衣豆の魂と衣豆自身のメタな「個」という考え方は、当然前回の個展の時にはふんわりと持ち合わせていました。
が、それがより色濃くなったのは最近のバーチャル文化が
「完全に魂から切り離され確立された存在」である「VTuber」といった分離ではなく、かなり実生活(≒リアル)と融合したものになってきていると考えているからです。
魂の生々しい姿を隠し続けるというよりは「手だけ実写配信」というようなことも一般化されてきています。
VTuber活動を続けているとどうしても実生活の変化によって活動が変わるということも実感として持っている方も多くなりました。
スキャンダルや炎上もリアルと不可分になっています。
VTuberだけでなく「メタバース」という存在も大きいと思います。
VTuberで「お姿」だったものがメタバースでは「アバター」に変わったというのも意識が不可分になった要因だと思います。
そして大きいのは(おそらくコロナ禍が緩和されたのも同時進行で)オフ会というか、リアルで会うようになったという点です。
この時点で確実に「完全に魂から切り離され確立された存在」ではなくなったのだと思います。
コンセプト
衣豆はリアルで「衣豆の」友達と会うこと自体にはまだ抵抗があります。
ただ作品世界として表現したいものはどんどん融合されて行っている実感があります。
衣豆の作品が「魂の作品でもあり、衣豆の作品でもある」という点は前回から変わっていないと思います。
それどころか前回は「衣装制作」がメインだったところに、今回は「イラスト」が入ってくることによって、より「魂の作品でもある」という性質が強くなっています。
実は逆に魂の作品にも「衣豆の作品」の影響が出ている部分があります。
VRoidを使っていたり3Dでの作品があります。
魂の作品が「衣豆の作品でもあり、魂の作品でもある」という逆転の現象が起きたんです。
「サカイメ」
バーチャルとリアル、衣豆と魂 あいまいな境界線
まさに衣豆の作品世界は融合し「サカイメ」がわからなくなっている。
それが現状のバーチャル事情とも不思議な合致をしている。
「誰の」作品か「サカイメ」のないものを展示していこうと思います。
そう、この個展は「消えていく・融けていくサカイメ」にある作品を集めた展示なんです。
展示作品について
衣豆の作品としては2種類の作品を展示します
VTuberファンアート
衣豆と仲良い友達や友達の企画で描いたファンアートを展示します。
バーチャルという世界がいくら「仮想」(実際にはないもの)と言われても
衣豆が作り上げた人間関係は「現実」です。
どんなに仮想空間だろうが作られたものが関係という見えないものだろうが、そこに実際に在るというのをその人を描くということで表現したかった。
結構描き貯めたものの中からイラストを出します。
衣装展示
Yarnwinderの新作を撮影してそちらも出したいと思っています。
衣豆の作品といえば、やっぱり衣装でしょう!!
「バーチャルをハレにする」にふさわしい「ハレ」なドレスを展示する予定です。(制・作・中~♪)
来場のお約束…
個展ご来場いただきますと、当然のことですが【衣豆の魂と衣豆自身のメタな「個」としての展示】であるため魂の方の個人情報がめちゃくちゃ見れます…
魂は魂で活動があって、そのための個展でもあります。
ただ別にわざわざ個人名や個人情報を知らしめたいわけではない。
というのは、コンセプトを把握してくださった方々には理解できることかと思います。
魂の名前は衣豆のコンテンツの中では伏せておきますし、知っていても周知するようなことはしないでください。
つまり来場時に知り得た魂の話はまた別のお話で
衣豆のお友達はそのまま「衣豆の」お友達としていてください。
よろしくお願いいたします。
わざわざお約束書きましたが、ぜひ10月に遊びに来てください!
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