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家族での遠出を楽しむ

先々週はずっと家にこもっていて全く外出する機会がなかった。
そのことで家族との時間を持つことができて家族との会話が増えて絆が強まったようなことを買いた。

その中で最近は家族で遠出することが少なくなったねという話をしていて来週はどこか遠くへ行こうかという話になった。

それで私が提案したのはお隣の三重県にある「なばなの里」だ。これには妻も長女も大賛成してくれた。イルミネーションといえば我が家の女性陣はやはり食いつきがすごい。
私もこのなばなの里は駅のポスターやCMなどではよく知っていたが実際には行ったことがなかったので行きたいと思っていた。


そして当日。
17:20からイルミネーションが点灯されるということもありそれをターゲットに昼くらいに出発。車を運転すること1時間40分ほどで桑名市にあるなばなの里に到着。
行きの車では長女が持ったばかりのiPhoneでなばなの里のサイトをチェックしてマップを見ながら盛り上がっていた。

到着して早速長女が乗りたいと言っていたアイランド富士という乗り物に乗った。これは場内唯一の乗り物で展望台として上昇して7分間ゆっくりと1週回り西は鈴鹿山脈、東は名古屋のビル群までを一望できるものだ。

この日は天気も良好でかなり先まで望むことができたが、富士山までは流石に見ることはできなかった。

そのあとはベゴニア園へ。


ハウス内には地上から天井まで所狭しとベゴニアが敷き詰められてすごく見応えがあった。花がついているものもあれば根茎性という花のつかないものなどベゴニアというものはこれほどまでに種類が多いものかと驚かされた。

次に向かったのはバラ園・ダリア園。


バラは少し見頃を逃した感があったのだがダリアは大輪の花をつけていて見応えのあるものだった。ダリアも種類がかなりあってそれぞれのネーミングも個性的で面白かった。

たらふく花を見て癒された後はライトアップまでは少し時間があったのでカフェで焼きたてのパンを食べたりお茶を飲んだりまったりしながら休憩。


そして17:20分。
光のトンネルに一斉にライトが点くとたくさんの来客からのどよめきが鳴り響いた。


長い光のトンネルはすごく幻想的なものだった。電球一つ一つが輝きを放ち一つも切れていなかった。これはメンテナンスがかなり行き届いているのだと感じさせられた。
200メートルほどのトンネルを抜けるとそこはまるでミュージカルの舞台のように音楽が鳴り響きショーが始まった。


今年のイルミネーションのテーマは天空の船なのだそうだ。船が大海原を行くようにイルミネーションが波打ったり、時に船がクジラに返信したり帆を掲げたり変化するのがダイナミックだった。
これがプロジェクションマッピングではなくて一つ一つの電球を操作して成り立っているのがハンパないと思った。

家族も終始興奮で一通り終わるまでじっと舞台を見つめていた。


帰り道。庭園もライトアップされて昼間とは打って変わって幻想的な空間に様変わりした。流石に夜になると急激に男女のカップルが増えていた。確かにこのムードはデートには最適なのだろうと思う。


帰り道の車では家族で「すごかったなー」「良かったなー」という声が上がっていた。もうその言葉を聞けただけで満足な一日だった。
ここに来れてこんな風に楽しい思いができたのもあの流行り病がもたらしてくれたのだと思うと逆に感謝しかないのである。

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