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自己紹介|新人看護師

はじめまして、こんにちは。
新人看護師の”いと”と申します。
今年で看護師2年目となる、まだまだ未熟な看護師です。

そんなわたしの自己紹介を
(需要があるかないかはさておき)
noteの話題にのっとって、させていただこうと思います。

看護師ってどんな仕事?
やりがいってあるの?
辞めたい、4人に1人は病むって聞くけど実際は?
なんで看護師になろうと思ったん?

などなど、順々にわたしがお話しできることをさせてもらおうと思います。

どうぞお時間ある方は最初の一行だけでも
ご覧いただけたら、とっても嬉しいです。

1.看護師になった経緯

わたしが看護師になった理由、それは「お給料が高いから」
そんな安易な理由からでした。

というのも、看護学校に通うようになり
わたしは医療の難しさに頭をかかえました。
「体の中身ってこんなに複雑なん?なんやねん、頭の神経って」

とにかく入学当初の授業は、パニックパニック、ワニワニパニック。
頭の上にはクエスチョンマークが大量に浮かんでいました。
なんなら最終的には「無」でした(考えることをやめたから)。

「これじゃお給料どころじゃない。自分が看護師として知識をつかって働ける気がしない」
そう思い、学生の時点で看護学校を選択したことを非常に後悔しました。

そんなわたしが卒業できたのは、”実習”のおかげでした。
看護の実習と聞くと、「うわ、めっちゃしんどいやつやん」
と一番に思い浮かぶ方がほとんどではないでしょうか。

そう、めっちゃしんどいやつです。
ただ、わたしはコロナ期間だったこともあり、例年の実習と比べると
楽なほうだったのではないかと感じています(よくも悪くも)。

実習でわたしはとある看護師にお会いしました。
その方は在宅訪問看護師でした。
(訪問看護師とは:患者さんがいるご自宅へ訪問し、必要な医療処置・看護を行うこと。
病院のような医療施設内で働く看護師は、病棟看護師)

その方は、いかに患者さんが在宅で安楽で快適に過ごせるか
を常に考えておられるような方で、まさに”患者さんファースト”な姿
をみせていただきました。

「こういう看護がしたい」
と心の底から思った瞬間でした。

そんなこんなで、いまこうして看護師デビューを果たしています。
臨床(現場)に入ってからは、さらなる試練が待ち受けていたのですが、、、
それはまた別の機会にこまごまとお話しできたらと思っています。
(興味ある方はぜひ、フォローを!!←しっかり宣伝)

2.看護師の業務内容

医療は専門職。なので、部署によって業務内容が大きく異なります。
今からお話しする業務内容がすべての看護師に当てはまるわけではない
ということを念頭において、参考程度にきいていただければと思います。

そんなこんなで、、、
看護師はよく「しんどい・忙しい」っていうけど、何がそんなに大変なの?
ってところを紹介(大変アピール)していければと思います。

①失敗すれば”ガチ”の命取りになる恐怖

医療職、それは患者さんの命をお預かりしている
といっても過言ではありません。
命を助けるといえばかっこよく聞こえますが、その反面
医療者の一判断で一人の命が大きく左右されるというわけです。

そう考えると、めっちゃ重くないですか??

わたしも、入社当初は業務を覚えることに必死でしたが、
患者さんを受け持たせて(担当)いただくようになり、責任の重さを
さんざん感じさせられてきましたし、先輩看護師にもさんざん注意されてきました。

看護師の一番しんどい部分は、この責任の重さにあるとわたしは感じています。

「え?でも医師が診察とか治療をするんじゃないの?」
そう思われる方もいると思います。
わたしも最初はそう考えていましたし、医師にほとんどの責任がたくされる
という場面もみてきました。

しかし、医師が決定した治療方針を遂行するのは
ほかでもない「看護師」なのです。
(看護師の役割:診察・診療の補助、療養中のお世話、患者さん・ご家族の心理的ケアなど)

なので、その医療行為の中で過ちがあれば
医師がいくら正しい治療を提案していても、医療事故につながる恐れがあるのです。

例えば、点滴の投与。
わたしの病棟では、その日に必要なすべての患者さんの点滴が1個カートにまとめられ、各病棟に運ばれてきます。
その中から受け持ち患者さんの点滴を準備、
患者さんのところへ持っていき投与する形になります。

もちろん、小型の機械を使用し、患者さんのネームバンド・点滴についたバーコードを照合したり、
病室へ持っていく前にカルテと点滴の種類を確認したりして
絶対に間違えないようなチェックを行う決まりがあります。

しかし、そんな中でもたくさんの業務に追われ
焦ってチェックを流れ作業でしてしまった際に
点滴の種類、投与量が違っていた
なんてことが起きてしまいます。

それが命取りになる可能性もあるので
「忙しかったから」という言い訳は通用しないのです。

②オムツ交換、身の回りのお世話

やはり病院には、高齢者の方が多く入院してこられます。
最近はお元気な高齢の方が増えてきたため、「90歳にみえないくらい元気だなぁ」
という方もおられます。
(そのときは内心よっしゃーってなります)

しかし、年相応に身体機能が低下し
身の回りのことが一人でできない方も多いです。

最も機会が多いのは、やはりオムツ交換。
歩くことが難しくなったり、尿意や便意を感じにくくなって
トイレに間に合わなかったりと、さまざまな原因でオムツを着用されます。

そういったときに看護師がオムツ交換をさせていただくのです。
※わたしの病棟では、介護士さんもおられるので
日中は介護士さんがしてくださることが多いです。
(本当にありがたい、、、)

しかし、問題は夜勤。
夜勤は40人いる患者さんを4人の看護師でみなければなりません。
点滴があったり、自分で薬の管理をすることが難しい患者さんの薬を渡しに行ったり
とたくさんの業務がある中で、オムツ交換をしなくてはなりません。

オムツをされている方は必ずしも
尿や便がでたら教えてくれるわけではなく、
気づいてみたらびちゃびちゃ、なんてことも日常茶飯事。

これには時間がかかります。
そうスムーズに業務をこなさせてはくれないのです。

③地獄の転入、即入

病院には【定期入院】といって
外来に通われている患者さんが入院が必要です、お日にちを決定しましょうといってもともと決められた日程で入院してこられるのが通常です。

しかし、みなさまもよく救急車の音を聞かれたことがあると思いますが、そういった患者さんは急な処置をしてそのまま入院となる方がいます。

それが【即入(即日入院)】。
ちなみに【転入(転棟入院)】とは、違う病棟から専門の病棟に移動されることです。

これがなんせまた大変なんですね。

患者さんからしたら急変は仕方のないことで、命を救う大事な場面ですから、必要ならば入院していただくのが当然の対処です。

しかしですね、本音を言わせていただくと
これがまた大変なんすわ。

急な入院ですから情報もなければ、準備もされていない。
外来受診されている患者さんならまだカルテから情報をとれますが、まったくうちの病院の受診歴がないなんて方もおられます。

そういった方の情報をご本人の口、もしくはご家族から詳細を教えていただくこととなります。

ご家族も急なことで気が動転されているのがほとんどです。
そんなパニック状態の方に、「あれ持ってきてこれ持ってきて。この方はなにか持病がありますか?」
など、入院において必要なものを準備するためにあれやこれや聞かなければなりません。

もちろん、うまく話せなかったり怒声を浴びせられることもあります。
しかし、それに一喜一憂している暇もありません。

とにかく、その場をやり抜くために対応するのみです。

3.最後に

ここまで目を通していただき、ありがとうございます。
想像以上に長くなってしまいました、(笑)

ただの一看護師のしんどいアピールやんけ!
そうおもっていただいても構いません。
そう思われるような書き方をしてしまったのも“あえて”といいますか。

少しでも多くの方にシェアできればとおもった次第であります。

とにかく!大変じゃない仕事なんてない!
そうおもいます。
その大変をいかに楽しめるか、で人生は大きく変えられるんじゃないか。
なんてこともおもいます。

実際働くとしんどくてそんな前向きにはおもえませんが、余裕があるときに楽しんでいければとおもいます。

ほんとのほんとにこれで終わりにします。
ここまで読んでいただいた方、もはやわたしのファンでしょう。わたしのことが気になっちゃうんでしょう。

もっともっと読みたくなったならば、ぜひフォローをして今後の新人看護師の行方を追っていただければ、それ以上の喜びはありません!
(あえて大袈裟にいってます)

ここまで目を通していただき、誠にありがとうございました!!

今後とも、真面目にみせてときにお調子者の新人看護師をあたたかい目でお見守りください。

そして、医療従事者の方もともに、しんどい世界ではありますが尻叩き合って精進して参りましょう!!

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