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#7 【心不全】受け持ちで困らない!情報収集のポイント

心不全患者さん受け持ちが始まり、先輩に教えていただいたポイントを紹介させてもらいます。

やっぱ先輩はすごいです。偉大です。
簡潔かつ分かりやすいので、本当に参考になります。仕事がやりやすくなります。

それだけでなく、これまでの先輩が経験を経てつけてこられた知識も教えてくださっているので、知識の幅が広がります。

(それを踏まえて、自分でももっと深く調べて自分の知識として落とし込んでいくべきなんですけどね。笑)

では、さっそく本題に入ります。


①原因をみる

「心不全」は疾患名ではなく、心臓の機能が低下していること自体を示します。
なので、原因をみることが重要です。
原因により、アプローチするべき治療法が変わります。治療法が変わる=看護の内容も変わります。

なので、必ず原因を捉えましょう。

  • 心疾患の既往歴(心筋梗塞、狭心症、弁膜症など)

  • 生活習慣病(動脈硬化、高血圧、脂質異常症、過体重など)

  • 不整脈(心房細動、心房頻拍など)

  • 甲状腺機能異常(橋本病など)

それに対して治療、看護介入していきます。

②症状をみる

そうしたら、現在出現している症状を把握します。
また、今後出現するであろう症状をみます。
いわゆるアセスメントですね。

症状の把握、早期発見・早期介入が大事な看護師の役割です。
それを医師に伝えて、効果的な治療コントロールを進めていくことが大切です。

心不全で出現する主な症状は…
【左心不全】呼吸困難、ピンク色の泡沫状痰、起座呼吸
【右心不全】頸静脈怒張、肝腫大、浮腫

大まかにはこれをみておけば、間違いないです。
ただ、これだけではアセスメントには足りません。
症状となぜそれが起こるのかを解剖生理から、自分の解釈で落とし込むとより確実なアセスメントにつながります。

わたしもまだまだ落とし込めていないので、ともに頑張りましょう。笑

③治療はなにをしているか

現在の心不全に対する治療はなにをしているのか、これを捉えることが大切です。

たとえば、浮腫に対してラシックスをIV(静脈注射/ショットともいいます)または内服している。
IVのほうが即効性と効能が強く出現するため、内服に切り替わったタイミングで

  • 尿量が激減していないか

  • 浮腫の程度はどのくらいか

  • 体重の増減

をみることが、看護師として重要なアセスメントとなります。
この情報をもとに医師が薬剤の調整をします。

まさにチーム医療って感じでワクワクしますね!笑

おわりに

いかがでしたでしょうか!
おおまかな説明ですが、簡潔にポイントを教えていただいたことで、はるかに心不全患者さんをみるときの情報収集がしやすくなりました。

本当に先輩さまさまです。
先輩に支えられて仕事ができています。
こんなポンコツなわたしをご指導くださり、有り難うございます。

ってな感じで、私的な謝礼はここまでに。
最後に本日のポイントをまとめると…

  1. 原因はなにか?

  2. いま見られている症状は?今後出そうな症状は?

  3. 治療はなにをしている?

この3点を押さえて情報収集していきましょーう!

プラスα)これをもとに簡潔な関連図を作るともっとアセスメントしやすくなるよ!とのことでした。
あぁ、有り難や。

以上、新人看護師による学びでした!

ここまで読んでくださったかた、有り難うございます!
日々お忙しいなか、時間を割いて読んでくださり感謝感激雨あらしです!!

まだまだ、新米のポンコツ看護師ですが、一緒に頑張っていけたら嬉しいです(^^)

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