見出し画像

【はじめてのIT勉強会】素敵な応援団

「はじめてのIT勉強会」アドベントカレンダー7日目の記事です。

皆さんは、友人や知人から何かにチャレンジすることを告げられたときに、どんな反応をしていますか?

コロナ禍になって、「私もプログラミングしてみようかな」と「ITに転職しようかな」と話を持ちかけられるかもしれません。こういう時に、あなたはどんな反応をしていますか?

チャレンジ精神は育てるもの

私はPenというニックネームで仕事をしています。ご存知の方もおられると思いますが、私は生まれつき身体に障害を抱えて生きていくことになりました。なので、子供の頃からみんなよりもできないことがたくさんあったはずです。なぜ、こういう表現を用いるかと言いますと、私の父母は私の子供の時に「障害があるからあなたには無理だよ」と言わない人でした。おかげで私は、子供の頃にサッカー選手になれると思っていたし、車を運転できると思っていました。今でも、バカなことを時より考える大人になってしまいました。もちろん成長するにつれて、自分の障害を正しく理解することができています。しかしこの両親のおかげで私は、自分は頑張れば、努力をすれば何かをものにすることができるのではないかという自信が付くようになりました。そのおかげで、私はいろんな事にチャレンジする人になりました。

2つの側面を示していこう

チャレンジ精神を育てたり、伸ばすことは大切ですが、なんでもかんでも「押して」いいとは、思いません。車にアクセルとブレーキがあるように。「押す」意見と「止める」意見2つがあります。しかし、人はここに感情という難しいものが入ってきます。その方のことを考えるあまり、どちらか一方になってるときがないでしょうか?それが、人の心というものです。

私は、30代の後半からWebに関するプログラミングを勉強しました。既に障害者雇用である程度稼ぐことが出来ていたのに、さらにスキルアップしようとあがいたのです。ぱっと見、「無謀」と捉えられ、友人たちからたくさんのブレーキを掛けられました。時にはサイドブレーキ的なご意見もいただき、少し傷ついたことも覚えています。先程から車に喩えていますが、車が安全に走行するためには、アクセルもブレーキも必要です。チャレンジしたいことに対して、2つの側面で意見を交えたら、まだ迷って聞いてる人にとって自分のことを真剣に考えてくれていると思ってくださるでしょう。

本人の意思が堅ければ、全力で応援しよう

これは、非常に難しい部分でもありますが、本人の気持ちがどれほど強いかによって、何を言うかは変わってくるときもあります。本人の意思が強い時に親身に思う気持ちから、逆にアドバイスしてしまえば、それは先程書いたサイドブレーキとして受け取られる場合があるでしょう。「当たるか、当たらないか」はっきり言いまして分からない部分もあります。もちろん私達は「予言者」でもございません。加えて「失敗」することも勉強になるでしょう。私の個人の意見としては、人生にギャンブルも必要です。(これは、公営ギャンブルを推す意見ではないですよ)本人の意思が堅いときは応援する方が、よい方向に進むかもしれません。チャレンジ精神は、芽生えたときに抜いてしまったら、2度と芽生えないかもしれません。ちなみに、仮に失敗したときに「私はそう思っていた」は、あまり言わない方がいいでしょう。

信じてくれた人がいた

私のデスクに、ずっと貼ってる一筆箋があります

画像1

このメッセージは、前職の代表から自分がプログラミング学習を始めたときにいただいたメッセージです。ちなみにその方は、「イトナブ石巻」という会社を私に紹介してくださった方です。まだ私が、「変数」も「クラス」もわからないのに、こんな強いメッセージをくださいました。このメッセージをこの数年、実は毎日見ています。最近になり、このメッセージを見る度に新たに思うことがあります。それは、メッセージをくださった方は、私がスキルアップしたいと思った時に、それを信じてくれていたんだろうなと思うことがあります。そのギャンブルに掛けてくださっていたのでしょう。この熱い気持ちが、年月を過ぎても自分の支えになっていることは間違いありません。もちろん、ぜんぜんスキルはありません。だからこそ、この一筆箋を見る度に自分を戒め、奮い立たせています。こういう方がいるからこそ、人は頑張ろうと思えるのかもしれません。

素敵な応援団ですか

誰かを応援するって、時にパワーが必要なときがありますね。加えて他者のことですから自分の思うような選択をしないこともあるでしょう。それでも個人のチャレンジをまっすぐに受け取り応援できる方は「素敵な応援団」かもしれません。そして自分も、チャレンジする人を信じ、まっすぐに応援する人でありたいと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?