【参考情報】作成したホームページの公開に必要となるサーバサービス

レンタルサーバ

作成したホームページを一般に公開するためには、ホームページデータを格納して公開するためのWebサーバというものが必要となります
このWebサーバは、サーバ機器を買ってきて自前で用意することもできますが、それなりの技術力や費用が必要となるため、普通はWebサーバのサービスを提供している企業と契約して利用することになります

例えば、個人でホームページ作成の経験をされていれば、契約しているプロバイダで提供されているサービスを利用していたと思います
企業等の組織の場合はレンタルサーバを借りて運用される形が一般的といえるでしょう

このレンタルサーバを提供している企業はいろいろありますが、費用やサービス内容を確認したうえで、私がお勧めしているのは「さくらインターネット」と「ロリポップ！」の２社になります（両社と私の間には何の関係もありません。念のため。）

凝ったホームページを作成するということでなければ、それぞれ一番費用の安いプランで十分と考えています
2019年12月13日現在の情報を以下に記載します
（契約の際には必ず最新の情報をご確認ください）

【さくらインターネット】
https://www.sakura.ne.jp/
プラン名：ライト
初期費用：1,048円
年額料金：1,571円（月額換算131円）
※ライトプランは年額のみとなります。
※価格は税込みです

【ロリポップ！】
https://lolipop.jp/pricing/
プラン名：エコノミー
初期費用：1,500円
月額料金：100円
※価格は税抜きです

ドメイン管理

ホームページのアドレス(URL)は、http://www.aaa.co.jp/bbb/ といった文字列になっていますが、このアドレスのうち「aaa.co.jp」の部分をドメインと呼びます
例えば、Googleなら「google.co.jp」ですし、Facebookなら「facebook.com」といった具合です
このURLは自分のホームページの住所に当たるものではありますが、できれば自分の会社名や事業内容を表すものにしたいですよね

上記のレンタルサーバでホームページを公開する場合、自分の会社名などに拘らずレンタルサーバで用意されているドメインを利用することも可能です

レンタルサーバで用意されているドメインを使用するのではなく、会社名などの文字列を含む自分専用のドメイン（独自ドメインと呼びます）を利用するにはドメインを管理している会社と契約しないといけません
上にあげたレンタルサーバを使う場合は、それぞれで用意されているドメイン管理のサービスを利用するのがよいでしょう

【さくらインターネットの場合】
https://domain.sakura.ad.jp/

【ロリポップの場合】
姉妹サービスのムームードメイン を使うようです
https://muumuu-domain.com/

ちなみに、このドメインですがもちろん既に使われているものは利用できません
また、過去に使われていたけど今は使用されていないものなどはそのドメインの購入ということが必要になる場合があります
例えばの話、Googleが倒産して「google.co.jp」が使われなくなったとしましょう（あり得ない話ですが）
使われなくなった「google.co.jp」は誰かが使える状態になるわけですが、「google.co.jp」というアドレスというだけで人が集まってくるので、このアドレスが欲しいという人が殺到するでしょう
そうなると需要と供給の関係から、当然値段が跳ね上がるわけです
Googleの例は極端としても、「heart」とか「beautiful」といったような一般的な英単語が含まれるものはそれを望む人が増えるため、値段も上がります

あと、ドメイン末尾の「.co.jp」や「.com」によっても、価格が大きく変わってきます
「.xyz」といったものもあるのですが、あまり見かけないアドレスで、知らない人が見れば「なんだこのアドレスは！怪しいな」といった印象を与えてしまう可能性もあるので、好まれません
逆に「.co.jp」は企業を表す「co」が含まれていて、ホームページの信頼性（イメージではありますが）が高まるため、好まれる傾向にあります

名刺などに記載する際も「.xyz」よりは「.co.jp」のほうがやっぱりイメージいいですよね
ただし、もちろんそれぞれで価格が異なるので、上記のURLで確認してみてください

単なる文字列にお金を払うのは不思議な感じがしなくもないですが、組織のイメージアップにどこまで予算をかけるのかをよく検討して独自ドメインの導入有無を決めていただければと思います