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手ごわいEdgeのIEモード【問題解決済】

【5/31 22:30 追記】記事内に記載していたトラブルは解決しました。

2022年6月15日にInternet Explorerのサポート終了ということで、EdgeのIEモードを試しています。(素直にEdgeやChoromeに移行すればいいのですが、仕事関係でIEを使わざるを得ない場面もしばらくは残りそうなので・・・個人的にはChromeを使っています。)

単純に特定のサイトをEdgeのIEモードで表示するだけならそんなに難しくはないのですが、特定のサイトを開くたびにIEモードに切り替えないといけないのは面倒なので、自動的に切り替えられるように設定をしています。

設定方法については、以下のサイトが一番わかりやすそうでした。

ここに書かれている方法で、職場のパソコンは設定できたので「これならいけるかな」と思っていたのですが、試しに家のパソコンでやってみるとうまくいきません。職場のパソコンではWindows10のエディションがProであるのに対して、家のパソコンはHomeである違いが大きいでしょうね。

上記の記事にあるHomeエディションの場合にレジストリで設定するという方法を試しているのですが、どうもうまくいきません。

記事にある「手順5――IEモードの動作を確認する」の設定の確認画面(edge://policy/)を見ると以下のような表示になります。

ieモード31

この「ポリシーが不明です。」というのが問題なんでしょうね。別の設定の確認画面(edge://compat/iediagnostic)でも以下のような表示になっています。

ieモード32

これはなかなか難しいです。

もし原因など分かる方がいらっしゃれば、この記事のコメントかTwitter(@hirofujit)で教えていただけるとありがたいです。

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【追記】
レジストリのキー「InternetExplorerIntegrationSiteList」にタブ文字が含まれていたという単純ミスでした😅

最終的には、メモ帳などのテキストエディタで以下に記載する「site.xml」と「Edge_IEmode.reg」を作成して、「site.xml」は「C:\Users\Public\Documents\」に保存し、「Edge_IEmode.reg」を実行すれば設定できそうです。(内容は適宜編集してください。)

【site.xml】

<site-list version="1">
 <created-by>
   <tool>EMIESiteListManager</tool>
   <version>12.0.0.0</version>
   <date-created>05/26/2021 15:24:58</date-created>
 </created-by>
 <site url="https://www.yahoo.co.jp">
   <compat-mode>Default</compat-mode>
   <open-in>IE11</open-in>
 </site>
 <site url="https://www.ppi04.t-elbs.jp/DENCHO/">
   <compat-mode>Default</compat-mode>
   <open-in>IE11</open-in>
 </site>
 <site url="https://www.ebid04.t-elbs.jp/okayama/CALS/Accepter/">
   <compat-mode>Default</compat-mode>
   <open-in>IE11</open-in>
 </site>
</site-list>

【Edge_IEmode.reg】

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge]
"InternetExplorerIntegrationLevel"=dword:00000001
"InternetExplorerIntegrationSiteList"="C:\\Users\\Public\\Documents\\sites.xml"

あと、注意点としては、設定後にEdgeの設定確認画面(上記参照)で「ポリシーの再読み込み」と「強制的に更新」の両方をクリックして、設定を読み込ませないと有効にならないということです。

ieモード33

とりあえずは設定できましたが、これはなかなか難しいです。パソコンに不慣れな人には厳しいでしょうね。

IEにしか対応していないシステムの対応について、そのシステムが組織内の限られた人しか使わない場合には上記の方法で当面を凌ぐことはできそうですが、一般に広く公開されているシステムではそう簡単にはいかなさそうです。覚悟を決めて期限までに対応するしかないでしょう。


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