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#3 どんなに辛くても嘘でもいいから笑ってごらん


この言葉は、今は亡き先輩からいただいた言葉。
これまでの半生でおそらく一番辛かった(でも人に恵まれて楽しかった)大学時代を支えてくれた言葉でもあります。

友達が一人もいないまま、名前すら呼んでくれない中(最後まで苗字では呼んでもらえず、「彼女」と呼ばれていました)、ただぼ~っと過ごしていただけの中学時代。

知っている人が一人もいない学校に行って自分をリセットしようと新天地で過ごした高校時代。

高校時代は3年とも素晴らしい先生に当たって本当に充実した3年を過ごすことができました。

さきに出た高2の担任N先生、人生が180℃変わるきっかけを作ってくれた高3の担任Y先生、そして厳しくも優しい言葉をかけつづけてくれた高1担任のS先生。

ふとしたきっかけで陸上競技に本格的に取り組み、最高の形で大学に入り、あとは世界の舞台に、、、と思っていた矢先の大事故。

中学時代あれだけ邪険にしていた人たちが知らないうちに「大親友」扱いになり、見たことのない親戚が大量発生していたはずだったのですが(笑)、潮がひいていくようにあっという間にいなくなってしまうんですよね。
これにはショックでちょっとした人間不信のような状態に陥っていました。

そのときに同じ学校でもないのにわざわざ見舞いに来てくださってかけていただいた言葉が冒頭の言葉です。

今思えば、当時私の周りに残ってくれた先輩、後輩、同級生たちにも救われましたが、この言葉がなかったら今の私はいなかったかもしれません。

これまでに結構つらい局面に出くわすことはあるのですが、ふとしたときに思い出して、「笑顔だ、笑顔」と意識して切り替えるようにしています。

「顔で笑って、心で泣いて」ですね。
嘘でもいいから笑顔でいたら、そのうち本当にいいことが起こると信じています。

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