見出し画像

映画「Search / サーチ」

僕がnoteに登録してから早3週間が経ちました。いっぱい色々と書いていきたいですね。ゆくゆくは書籍化したい。は?

今回は初のアメリカ映画。2年前にかなり話題になった「Search / サーチ」です。PCの画面上で最初から最後まで話が進むという設定が映画史に新たな1ページを刻みました。ニュース映像とかちょっとインチキな部分もあるけどね。どうでもいいですが僕は「インチキ」というフレーズが大好きです。息をするように日常で使います。あ、もちろんネタバレになるのでここから先は独断でお願いします。


感想


おもしろかった。飽きることなく最後まで楽しめた。ジャンルでいったら何になるんかな。サスペンスかな?ミステリー要素もあるし、僕の好きなジャンル。どんでん返しとまではいかないものの、伏線回収あり、ハッピーエンドあり、とにかく僕の好きな点が凝縮された作品だったと思います。

一人娘と両親の3人家族であるキム一家は、幸せな家庭を築いていた・・・
が、母親が癌で亡くなってしまう。そこから娘と父親はだんだんと疎遠になっていき、事件は起きる。娘が行方不明に。娘のPCの痕跡から居場所を突き止めようとする父親と捜査官による謎解き(?)がストーリーの軸である。まああらすじはここまでにして(ざっくりと詳細はコチラのWiki先生より)、もっと細かい点とか残そうかな。






ミステリーでありがちな犯人身近な人だった。笑
まあそんな気はするっていうかだんだんそうなんじゃねえかな?みたいな。最大のヒントってなんですかね、お父さんとのビデオチャット中に怒鳴り散らかしたのを気にして捜査官の息子がひょっこり顔を出したところかな。あの息子の庇い様はわざとらしく良いヒントになりうる場面でしたね。なんか犯人そうなんじゃねえかと思っても、PCのスクリーン上で繰り広げられる展開でもう脚本勝ちです。時間があっという間に過ぎましたもん。

あと個人的に思ったのが、フリー素材に使った女性の顔がなんか怖い!笑
あれホラーですよ完全に。あの笑顔の奥の何かを秘めた感じ...池畑慎之介感ありましたよね。

画像1

そんなこんなで伏線回収よかったっすね。犯人の自白により解決とかなんかおかしいと思ったもんね。


気になったところ


唯一気になった点がありましたね。序盤のまだお母さんも亡くなっていないときにアカウントを分けて家族3人がPCを共有していたときの話(Windows XPめっちゃ懐かしかったですね〜!)です。娘のアカウントが大量のウイルスに感染していませんでした?笑 あれは何かの予兆だったんですかね。この作品で謎は基本的にわかりやすく明示しながら回収していたので、ここの部分だけ意味わかんなすぎて気になってます。XP時代のウイルスでアラサー以降の観衆を懐かしくさせたかったのかな?笑

あ、あと娘が電話かけてきて応答できなかったとこ!お父さん寝るの早過ぎ!せめて枕元にスマホ置いとけよ!っていうのは難癖ですかね・・・

最後に弟さんサイコパスすぎ。ホモ感を漂わせるダンディさだったのに、まさかの姪に手を出すロリコンだったとは。。。



総括

画像2

これ本当に観たかったんですよね。僕はミーハーな所があるので話題作はとりあえず押さえておきたい。今回もグダグダでしたけど、父親の必死さと娘のSOSに応えてあげられなかった後悔とがうわーーーー!ってなってがんばえ〜〜〜ってなるところとかね!すごく感情移入してしまいましたよね!うわ〜〜〜〜〜〜!!最高!!(語彙力)





Search / サーチ
監督:アニーシュ・チャガンティ
2018年公開

94点

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?