月星座「蟹座」の僕が12星座いちナイーブな蟹座との関係を深める方法を解説します。

(あなたとは、これ以上、話す事はありません．．．。)なんて心の声が聞こえてきたものなら、100万㎥のコンクリートを厚さ10㎝の鋼鉄で覆った心の扉を作りあなたをもう招き入れる事はないでしょう。

12星座いちナイーブな一面を持っている蟹座は傷つきたくない欲求が人一倍です。だから固い甲羅で自分を守っているのです。

この記事を見てくれているあなたは、占星術に興味があって蟹座と資質や特徴を知って恋愛や人間関係に活かしていきたい思っていると思います。

月星座(蟹座)の私が、これまでの人生を生きてきた中での感覚と数々のセッションをしてきた中で感じた、蟹座を強く持っている人と関係を深めるための傾向と対策をまとめたいと思います。

人間関係、恋愛に深く関わってくる事ですので、月星座、金星座に蟹座がある方に有効です。もちろん太陽星座蟹座や他の天体に蟹座がある方の参考になります。

蟹座の基本性格

蟹座の性質は想像力が豊かで、他人の感情や周囲の雰囲気にとても敏感かつ受容的であるのが特徴です。

したがって、この人たちの性格をすぐに理解するのは容易ではありません。一見すると無愛想に見えることもあります。

　良い面が発揮されればとても親切で人情味に溢れ、思慮深さと大きな包容力が発揮されるでしょう。他人の悩みをやさしく聞いて援助の手を差し伸べることも好みます。

　しかし、悪い面が出た場合はとても気分屋で、理由もなく不機嫌になったり、いきなり冷たく厳しい態度に出たり、ヒステリックに人に当たり散らしたりもします。

　周囲から見るととても矛盾した性質に見えますが、このような印象与えるのは蟹座の人たちの敏感すぎる感受性によるものです。
　
　周りの人々の雰囲気やトーンを無意識に吸収してしまうため、自分を安定させようとする“回復機能”としての防衛本能が発達しているのです。

蟹座は母性的な星座だと言われています。男女関係なく、母親が我が子に対して持っている愛情を、周りの人々にも同じように注ぐのです。その愛は無条件で献身的で相手を保護する包容力に満ちています。
　
身内意識の発達した蟹座の人は、人間関係を「敵か、味方か」に分類して考える傾向にあります。
　「身内=こちら側の人間」と判断した相手には、どこまでも親切に世話を焼きます。お節介に思われるくらい細かく気を使ったり、やたらご飯を食べさそうとしたりします。
　
それ以外の「敵」と認定した相手には極端に無関心だったり、逆に攻撃的になったりもします。人間関係における好き嫌いは激しいです。
　
蟹座の影響を強く受けた人は、本能的に自分を導き保護してくれるような人や権力を求めます。それが「神」に向かえば宗教心になり、「国家」に向かえば愛国心となります。個人レベルでは、自分が尊敬し崇拝できる人の傘下で守られることを望みます。

愛情や感情に極めて敏感であり、愛したい気持ちと愛されたい気持ち、守りたい気持ちと守られたい気持ちが同居しています。

　蟹座は記憶を司る星座でもあり、センチメンタルで過去への愛着も強いです。美しい思い出は心を安定させる源になっています。記憶力が良く模倣性にも優れた性質があります。 

蟹座の心の壁を突破するには？

蟹座は、感受性豊かで防衛本能、保護本能が強く、ヒーラー、母親、セラピストのような存在です。すごく優しくて母性が溢れていそうなイメージですが、これは自分が仲間認定した人に対するもので、心を許してない人はすごく冷たかったりします。けっこうツンデレ要素高めです(笑)

蟹座さんの前では、本人を傷つける言動や態度、他人を傷つける言動や態度は慎むべきです。他人への高圧的な言動や態度でもいつか自分に降りかかってくるのではないかと警戒されてしまいます。

(店員さんに悪態をつく人が嫌い！)と強調する人は蟹座要素が強い人かもしれません。

蟹座さんの心の壁をそっと開けるには、自分を傷つける存在ではないという事をわかってもらう必要があります。

最近の流行り言葉で表現すると心理的安全性の高い状態を保つことが大事になってくるのではないでしょうか。その状態であれば蟹座さんが心を開いてくれる可能性がグッと高まります。

蟹座から好かれているか確認する方法

好きな人には、やたら世話を焼いたり、体の距離が近かったり、イチャイチャしたり、愛情あふれる言葉をかけたりしますが、そこまで好きではない人には、無愛想で無関心な態度を取るのが特徴です。

とりあえず美味しいご飯をお腹いっぱい食べさせようとしたり、手料理を振舞うなど、母親のように母性を振りまきます。また、蟹座は記憶力が良いので、前に好きと聞いた事がある物や食べ物をさりげなく準備する事もあるでしょう。

仲間認定すると急に距離を詰めてきたりするので戸惑ないようにしましょう。そこは、愛情を受け止めてあげてください。愛情を受け止めてくれる人には益々愛情を注ぎはじめます。

また、自分だけでなく家族、仲間を守りたいという欲求も強いので、自分の家族や友達に対する言動や態度にも気を付けたほうが良いです。自分の家族や仲間を傷つけるような存在に大きなハサミを駆使して果敢に立ち向かいます。

ヒーラーやセラピストのイメージからは想像できな攻撃性も持っています。蟹座さんの心の扉を開くか開かないかの判断基準は、自分を傷つけないか、自分の家族や仲間を傷つけないか、感情的に居心地が良いか、愛情を注ぐ価値があるか、にあります。心を開きさえすれば蟹座さんは無償の愛を注いでくれるでしょう。