裏切り者が裏切られる
今日の言葉
イソップ寓話より引用
裏切り者が裏切られる
ロバと狐は狩りをする仲間でありながら、ライオンと出会うと自己保身を考え、狐はロバを裏切ってライオンに差し出そうとする。
しかし、皮肉にも狐は最初にライオンに捕まってしまう。
人間社会にも似たような人がいる。
物事が順調な時は仲間だが、問題や試練に直面すると態度を一変させる人。
そして、そういった人は往々にして、失敗の原因を残った仲間のせいにしようとする。
残ったメンバーからすれば、裏切られたと感じるだろう。
しかし、そのような裏切り者と付き合っても意味がない。
裏切られたことによる感情的な口論は無駄でしかない。
残された者は、自分たちができることを進めていくだけ。
自分が自分自身や仲間を裏切らなければ、きっと問題や試練は乗り越えられる。
逆に、裏切り者は、必ずどこかで誰かに裏切られる。
なぜなら、裏切り者の本質は、自分自身がないということだから。
今も昔も人間の本質は変わらないものだ。
イソップ寓話集の「驢馬と狐とライオン」を読んで、このようなことを感じました。
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