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オンラインドイツ語会話レッスンとレンタル彼女

日本では(大都会でなければ)身近に外国人がいないので、「日本語教えるから英語教えて」ということにはあまりならないのですが、ヨーロッパにいるといろんな言語を話す人が周りにザクザクいます。
 
こちらではTandem あるいはTandem Partnerなどと呼びますが、ペアになって言語交換をするのが盛んです。
ただ、ポイントは(容易に想像つきますが)、日本語しか話せない英語初心者と、英語しか話せない日本語初心者が Tandem をやろうとしても、相手に説明ができないということです。
なので、こちらでも例えば 「ドイツ語と日本語とのTandemただし双方英語ができるので、英語で質問・説明」というようなペアがいろんな組み合わせで考えられます。
 
ネットのおかげて今はTandemの相手を容易に見つけられますし、またオンラインで言語交換することで、さらに可能性が高まりました。

Tandemというサービスがあります。

自分の話せる言語、習いたい言語と自分の今のレベルを掲示し、Tandemのペアを探すサービスです。
 
オンラインでの文字・音声・ビデオチャット、あるいは合意してリアルで出会って言語交換をするなどに進みます。
欧州の人の中には日本語を学びたいという人が多く、時差の関係もあって欧州在住の日本人にはTandem希望のお誘いがたくさん来ます。
このようなサービスは恋人探しを目的に来る人も多いと言われますが、私がおじいちゃんだからか、そのような誘いはこれまでに一度しか来ていません。

コロナの時代でもあり、リアルに会うことの危険もありますので、絶対にリアルでは会わなさそうな人と繋がるというのもありかも知れません。
前はインドに住む人と会話していました。
 
初心者は覚えることが多いので、初心者を教えるのは大変です。
授業で初級を終わらせたという人に「元気」というテキストを使って教えたことがありましたが、その時は私のドイツ語が初心者過ぎて申し訳なく思っていました。
相手の体調不良がきっかけでつながりは切れてしまったのですが、それ以降も何人かと、繋がっては切れてが繰り返されています。

 
ということで、最近はTandem 探しはすっかり諦めて、有料のオンラインドイツ語会話レッスンを受けています。
なんか、リアルで恋人が作れないから、レンタル彼女にお金を払ってデートしてもらっている感じです。
 

先生の話せる言語とレベルを見て、先生の写真と動画とレッスン単価を見て選びます。
私は2人。たまたまどちらも女性です。
ひとりはイタリアとフランスのハーフ。基本は英語で説明してもらいますが、フランス語やイタリア語に関連付けて質問して答えてもらうこともあります。英語でぴったりした単語が無いときにイタリア語で説明したりということがあります。こちらの先生は経験豊富なので単価高い。
もう一人は自由会話の相手なので、専門性は問わず、単価はそれほど高くありません。
 
コロナが怖くてまちなかのパブに出かけていくのもしり込みしている状況ではやはりオンライン会話レッスンしか選択肢がないなと意気地なしの自分を棚に上げて思っています。

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