見出し画像

英語のmayor は(必ずしも)「市長、町長」ではなかった。

受験英語では mayor は市長と習ったのだが、どうもそうではないようだ。

私が住んでいるイギリスの Taunton は、ドイツのKönigslutter という町と姉妹都市になっていて、毎年交流をしているのだが、昨日そのグループの集まりに顔を出してみた。

来ていたのは年齢の高い人ばかりで、場違いな感じが果てしなかったのだが、活動は
毎月第一木曜日の午前中にカフェで集まる。
1年ごとに相手の町を訪問する。来年はTauntonからKönigslutterに行く。人数集めてバスで行く(24時間くらいかかる)。滞在は先方のメンバーの家庭。
なるほど。現役引退していないとなかなか活動が難しそうである。

出席者の中に Taunton の mayor という人がいた。

隣の席になって、いろいろ話をしたのだが、もともと学校の科学の先生だったとのこと。
調べてみると、mayorは、住民投票による市長・町長選挙のようなもので選ばれるのではなく、町議会のメンバーに選ばれた、議長の位置づけのようであり、かつ、町を代表してセレモニーなどで活躍するとのことである。
というわけで、姉妹都市の取り組みについても積極的にやりたいということらしい。

ちなみに「姉妹都市」について、sister city と言うのかと思っていたが、こちらは twin townと言っていた。姉妹都市関係は twinning。
対(つい)にするからtwinning (ついにんぐ)ということか。
いや、そんなことはない。

Tauntonは他に、アメリカのマサチューセッツ州のTaunton 、フランスの Lisieux とも姉妹都市関係にある。私はドイツ語よりはフランス語の方ができるので、Lisieuxの方にも興味があるのだが、Mayor によれば、あちらの方は極めて儀礼的な感じなので、こちらのドイツのようなフレンドリーな活動を広げていきたいとのこと。

こちらでドイツ語、フランス語を学んでいる人たちつながりたいなと思って情報集めて参加したのだが、ちょっと違う感じである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?