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ブラジル人はボールの蹴り方を知らない

日本じゃ義務教育ですらインサイド、インステップでのボールの蹴り方を学ぶのにあのサッカー王国ブラジルの人がボールの蹴り方を知らないなんて事があると思いますか?

ストリートサッカー上がりの彼らはインステップとかインサイドなんて概念は知らないのです。 「こう蹴ったらボールはこう飛ぶ」という知識があるだけです。そしてストリートサッカーは相手を欺いてナンボの"遊び"。ボールが同じところへ行くなら蹴るのはつま先でも踵でも足裏でも膝でもいいのです。ブラジル人はこう蹴らなきゃなんて固定概念がないから動きが読めない。

目的と結果が一緒なら手段はなんでもいい。これは仕事だってなんだってそうだと僕は思います。だからこそベンチャーと呼ばれる企業は一番結果が出せる手段を個々人に委ねているのでしょう。"遊び"がなくなるとコンビニやファミレスみたいな画一的なマニュアル式になる訳ですが一長一短なのはご理解いただけると思います。

 サッカーのチームもこういうプレーをしたいという目的や優勝という結果を目指しているのならチームの中でプレイヤーとして引っ張って行くのも一つ、切磋琢磨するベンチメンバーも重要でしょう。モチベーターとしてサポートに徹するのも一つ、裏方の形だって沢山あります。チームが勝つ為に自分の役割を受け入れるベテラン選手も今回のW杯には多く出場しています。どこの国の監督も間違いなく23人の枠其々に役割を持たせて選出しているはずです。各選手の役割を考えながら試合を観てみるのも面白いかもしれませんね。

現実としてはブラジルではコート整備やスクールの整備が進んでいるのでストリート上がりの"遊び"を持った選手は少なくなっているらしいですが…

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