【就活時事問題】2021年2月のできごとをピックアップ!
早いもので2021年も3月に入りました。1月は行く、2月は逃げる、3月はサラサラといいますように無情にも待ったなしで時間は過ぎていきます。一日一日をムダにせず大切に過ごすが今月の個人的な目標です。
早速、2月に起きたできごとをまとめていきます。
2021年2月のできごとまとめ
20210201 国軍がクーデター、ミャンマー
2月1日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし事実上、国軍総司令官ミン・アウン・フライン氏がミャンマーを統率することになりました。また
・アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相
・ウィン・ミン大統領
は国軍によって拘束されたことも明らかとなりました。
日本経済新聞 ミャンマーでクーデター 国軍が全権掌握 スー・チー氏らを拘束
2016年、文民であるティン・チョー氏が大統領に就任。アウン・サン・スー・チー氏も外相ほか4つの要職を兼務しました。2018年にはウィン・ミン氏が大統領に就任しミャンマー政権を担っていました。
和平に向かい歩みを進めていたミャンマーの文民政権は、5年を待たずストップをかけられたことになります。
20210202 Amazon創業者、退任へ
GAFAMの一角を担うAmazonの創業者であるジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が今年の夏、退任し取締役会長となることが2日、わかりました。後任CEOにはクラウド部門のアンディ・ジャシー氏が内定しています。
日本経済新聞 AmazonベゾスCEO退任へ クラウド担うジャシー氏昇格
20210202 緊急事態宣言解除を延長へ(一部解除)
栃木県は2月7日で解除されましたが東京、埼玉、千葉、神奈川、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡の10都府県は3月7日まで延長することが決まり2日、菅総理大臣が記者会見を開き、国民に説明しました。
2月下旬にはそれまでの多くの国民による自粛が功を奏したためか、政府は状況改善を理由に岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡については28日いっぱいで解除しています。
さらに3月に入り政府は、1都3県について2週間延長する方針であることを公表しています。
20210213 東日本大震災の余震
2月13日23時07分、福島県沖を震源とする大きな地震が発生し、その範囲は北海道から中国地方までと広くマグニチュードは暫定値で7.3、深さ55km、逆断層型地震であったと。さらに2011年の東北地方太平洋沖地震の余震と考える旨、気象庁は発表しています。
令和3年2月13日23時08分頃の福島県沖の地震について(第2報)
20212014 双日、外食大手ロイヤルHDの筆頭株主に
ロイヤルホールディングスは14日、
・双日
・銀行
から160億円の支援を受けると発表しました。双日は第三者割当増資で10%強の筆頭株主になります。ロイヤルHDはロイヤルホスト、天丼てんや、カウボーイ家族のほか機内食、リッチモンドホテルを展開しています。
日本経済新聞 ロイホ、双日が筆頭株主に コロナ機に外食再編の兆し
20210215 WTO新事務局長、初の女性
2月15日、WTO(世界貿易機関)新事務局長にナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏が選ばれました。アフリカ系初、女性初のWTOトップとなります。同氏は、
・財務相
・外相
・世界銀行副総裁
歴任という経歴の持ち主です。コロナ禍の世界貿易をどう牽引していくか動向に注目したいところです。
20210215 30年半の時を経て3万円台、日経平均
2月15日、東京株式市場では日経平均株価が3万円超えを記録しました。3万円台となったのは1990年8月が最後。反映した要因としては
・企業業績改善
・ワクチン接種開始
・コロナ後経済回復への期待
が挙げられるそうです。
日本経済新聞 日経平均が一時3万円回復 90年8月以来、経済回復期待
20210216 ファーストリテイリングが世界首位に
・ユニクロ
・GU
を展開するファーストリテイリング社。その時価総額が10兆8725億円となり、ZARAを運営するインディテックス社を抜いて世界首位になりました。
日本経済新聞 ファストリ、時価総額10.8兆円 アパレル世界首位に
20210217 ワクチン接種開始
新型コロナウイルスワクチンが日本に入りこの日、医療従事者への接種が始まりました。
ワクチンはアメリカ大手製薬会社ファイザー社製で、12日に日本に初到達。国内輸送は
・ヤマト
・西濃
・DHL
が担うことも決定済でした。その日の夜、薬事・食品衛生審議会部会で早速、製造販売特例承認が了承され、14日には厚生労働省が正式に承認しています。
日本経済新聞 コロナワクチン、国内接種開始 医師ら4万人先行
20210218 橋本聖子氏、会長に就任
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の新しい会長に橋本聖子氏が選出され、就任しました。後任の国務大臣(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)には丸川珠代氏が就いています。
事の発端は2月3日、JOC臨時評議員会における森喜朗氏の発言で、国内外で女性蔑視と問題視されました。
森氏は翌日4日、記者会見で発言撤回、謝罪しましたが辞任せず続投することを表明したため
・大会ボランティア大量辞退
・小池百合子東京都知事4者協議不参加
とその波紋がよからぬ方向に広がりました。11日に森氏は辞任表明、その日のうちに川渕三郎氏が後任、就任に意欲との報道もありましたがさまざまな声が出て翌日には就任要請を固辞しています。
日本経済新聞 五輪組織委新会長に橋本聖子氏選出 五輪相に丸川氏
まとめ
時事問題はシンプルに「今まさに起きていること」の連続、積み重ねです。
もちろん時事問題の書籍はとても参考になりますが正直、発売日(厳密に言えば校了日)までの情報しか載っていません。過去に目を向けるのも大切ですが、今、どう動いているかも知るべきです。
そして時事問題は社会人になってからも問われ、間接的にですが身近な人たちからリテラシーを試されています。取引先、お客様との世間話や、上司や同僚との会話で「知らないの?」と言われるよりも「よく知っているね」と感心されたほうが気持ちいいに決まっています。最良の時事問題対策とは、
・新聞
・ニュース番組
・ネット上の正しいメディアからの正しい情報
に日々、触れていくことです!
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