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いまさらダビスタをやっていいところまでいく#4

前回のあらすじ

 我らが偉大なる母馬「テンセグリティ」に変態勇者アグネスデジタルを種付け!



アグネスデジタルの子が誕生

 無情に減り続ける資金を眺める日々。
 資金は1000万を切り、もはやつぶれるのも時間の問題と言ったところ。

ツーアウトってところか……?

 そんな暗雲立ち込める背振ファームにも嬉しい知らせ。
 大人しくてかわいいアグネスデジタルの子が誕生!

初の牡馬である

 地味に背振ファーム初の牡馬かつ、初の葦毛以外の馬が生まれました!
 お姉さんたちにいろいろ教えてもらうんだよ!



種付け(4回目)

 もはや首も回らない状況なのだが、ダビスタswitchでも一度だけなら赤字になっても大丈夫なことは確認済み

 果敢にも本年度も種付けを行うのだ!!

 やけっぱちの私が配合相手に選んだのは、

ドバイWCの勝ち馬で実績も十分
ドバイミレニアム→ドバウィという父系


 モンテロッソです!



 モンテロッソを選んだ理由としては(もう分かっているかもしれませんが……)、

・安い!←←
・適正も完璧でダート適正もばっちり
・(ゲーム的に)見事な配合が成立する

 の三点です。
 ちなみに、この見事な配合ですがダビスタswitchでは、

種牡馬の4代前の各父と繁殖牝馬の3代前の各父に現れる大系統を一致させることで成立する。

「ダービースタリオン 公式全書」(34P 2021年2月 ファミ通)

 と説明されています。
 これをかみ砕いて説明していきます。

 まず初めに「種牡馬の4代前の各父」を読解していきましょう。

 「種牡馬」とは父のことです。その「4代前の各父」は高祖父(ひいひいおじいちゃん)となります。
 つまり最初の文章は「父の高祖父」となります。

 つぎに「繁殖牝馬の3代前の各父」です。
 「繫殖牝馬」とは母のことです。その「3代前の各父」は曽祖父(ひいおじいちゃん)となります。  
 したがって次の文章は「母の曽祖父」となります。 

 つづいて「大系統を一致させる」です。
 大系統とは、わかりやすく言えば「受け継がれてきた血の種類」のことで、ダビスタswitchでは15系統があります。
 よって「血の種類を同じにする」となります。

 以上の文章をまとめると、
「種牡馬の4代前の各父と繁殖牝馬の3代前の各父に現れる大系統を一致させる」
≒「父方の高祖父と母方の曾祖父の血の種類を一致させる」という意味です。

 そんな話を聞いても「つまりどういうことなの?」となると思いますので、身も蓋もなく言ってしまうと、ゲーム的には「見事配合」は能力を向上させる効果があるのです。
 もっと説明的に言ってしまえば、クロスが効果的に作用しやすくなるようです。なのでクロスのない見事配合は旨味が少ないと思います。

 そんな見事配合ですが、分かりにくいので狙って配合するのは相当の難易度で、今回はたまたまの成立でした。
(上級者は血統を先に考えてプレイするので、ある程度狙って配合できるようです…しゅごい!)
 
 ドバイミレニアムからドバウィと続く名馬の血を受け継いでくれることを願いつつ受胎を確認。
(日本ではドバウィ系は全くだめでしたが…)

配合は見事!



初年度産駒がデビュー

 そんな種付けを行っている裏では、スウェプトオーヴァーボードの仔である「テンセグリティの21」が入厩を迎える。

 父のswept over board (盤上一掃)からの連想で、「片付ける」の博多弁「カタス」を名に取り入れ「カタスヨカト」と命名。

 「テンセグリティの21」改め「カタスヨカト」ちゃんは、ダート適性を見込こまれ、砂田厩舎に入厩。
 新馬戦向けてトレーニングを始める。


いざ新馬戦へ!

 待ちに待った7月3週。
 早く仕上がるとの前評判通りに素晴らしい成長を見せるカタスヨカトは、抜群の状態で新馬戦へと向かう。

 舞台は福島のダート1150m。

 最高の仕上がったカタスヨカトは大野ジョッキーを背に初陣を迎えた。
 新馬戦の結果は――

3番人気とそこそこに押された新馬戦
ドリームバレンチノの3着に終わる

 前評判通りの3着に終わる……。
 好位追走するも一歩及ばずと言った結果だった。
 落胆する背振ファームのスタッフ一同。しかし、背振ファームスタッフの中では、

「この馬は走らないわけじゃない!」

 と希望が湧いてきていることもまた事実だった。


勝ち上がりへ向けて

 前走での惜敗を受けて、陣営が選んだのは3か月後の京都行われる未勝利戦(ダート1200m)。
 芝への転向も考えたが血統を信じ、もう一度ダート戦を選択。
 大野ジョッキーを背に京都仁川へと向かう。

一番重い印を5つ貰い、いざ勝負へ

 予想では圧倒的人気を押さえ一番人気に!

 いざ決戦!!

堂々の勝利!


 結果は1着!


 背振ファームのファーストクロップは2戦目にして勝ち上がり!!

 徹底して先行策を取ったカタスヨカトは直線に入るとあっさり抜け出し4馬身をつけての一着!
 嬉しい初生産馬での初勝利を飾った。

口どり式の様子
いずれは親族一同を呼べるような大舞台へと駒を進めたいものだ
4馬身差の圧勝だった


停滞期

 目先の目標をヒヤシンスSに定めた陣営は1ハロン延長し、ダート1400mで行われる寒椿賞を選択。

 が、しかし。

 前走同様、好位を追走するも届かずの2着に敗れる。

2馬身差は陣営にショックを与える結果であった


更なる躍進へ向けて

 ここで焦ってはいけないとカタスヨカト陣営は短期放牧を選択。
 放牧を挟み、陣営が新たな焦点に定めたのは5月に行われる3歳限定ダート戦の伏竜S。
 しかし、放牧の効果は見られず、依然として1勝クラスを抜けることができない。
 伏竜Sへの出走が危ぶまれていくのだった…。



第4仔の誕生

 その裏では無事にモンテロッソの子が生まれた。
 なかなか思う通りに行かない現状に頭を抱えながら、この子は走ってくれることを願うばかりである。

頑張ってくれー!

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