「じゃあオンラインで」流行り

近頃ほんとにオンラインづいていますね。


社員としてお世話になっている会社でも、東京に出社するために公共交通機関を使うのは今は控えるべきなので在宅でいいからオンラインで共有しながらやろうじゃないか、ということになりまして、丹波に引きこもって仕事をさせてもらえるのでとてもありがたい気持ちで働いております。


打ち合わせもオンライン。お互いが「どうせ外出できないしね」って諦めがついているので、職場か自宅から接続して、こんにちは!それじゃまた!って感じで気楽に話し始めて、終わるときもサッとサヨナラ出来て気軽です。

こういう機会がないとなかなかオンラインに以降することもなかっただろうことが、いまこうして騒動をきっかけに進捗していることは、自分にとってとても驚きだし、ただ自分自身は決して困った感じはしていません。


もちろん世の中の飲食業やら小売店、あとは最近だと円高がぐんぐん進んでいるので、外国でものを販売している会社なんか利益がぐいぐい下がっていて、ものすごい勢いで利益率を圧迫していくので、めちゃんこ大変です。

円安の時期に利益が高く示せていた企業も、円高になってきたら一気に利益が下がっていって、株価も下がって、経営計画も予算も練り直しです。グローバル企業がいかに為替に左右されるのかを見せてもらっている気分です。


いろいろと打ち合わせがオンラインに以降されていく中で、イベントもオンラインでやってみようという話にもなり、アイディア創出ワークショップもオンラインでやろうよって話になり、普段会えない人ともオンラインで話すかーって話になり、オンラインでやんなきゃ仕方ないし、いっちょやってみますかーという流れで、自分の暮らしに追い風を感じる雰囲気があります。


オンラインな仕事をつくる方向について模索していくのには本当に絶好の時期ですし、また家の居心地や楽しみを考えると「家にいていっぱいやることがある人」にとっては、この時期いい時期だなと思っていたりもします。

ぼくも庭の整備やら、家の整理やらいっぱいやれることがありますが、ほぼ手が付けられていなかったものをここ数日で時間をとれるようになってきていて、とても心地よい時間を過ごせています。家の整えが進んでいく。


そして外出が控えられていますが、買い控え、食べ控えが進んでいくと、お金を稼ぐために時間を割いて出勤していくことがしばらく意味がなく、雇用する側にとっちゃ雇ったパートやバイトの時給が消費されていくだけになるようなそんな、非常に苦しい時期かもしれません。

もらう側にとっちゃどっちでもいいと思っちゃうだろうし、むしろお客さんが少なくてラクチンだとか思っていたりもするかもしれませんが、長期的にみると利益が減って仕事がなくなるとすれば、その仕事がなくなって結局稼げなくなるので、マイナスということになるわけです。


こういうときは、もはや農業でもやってるほうがよっぽどいいかもしれないなあなんて思ったりします。まあそれは土地がある人じゃないと出来ないことになるわけですが、それでも広い庭や畑があるなら、こういう時期こそ、開墾とかね、播種の準備とかね、そういうのに費やせたらと思います。

オンラインでやっていけることがたくさん、この時期にこそみつけられるということは事実であり、たださらにオンラインで賄えることが増えていくとしたら、普通の生活においてどんなことが起こるかを想像し、リアルではなにが出来るだろうかということを考えるのにもいい時期だなと思います。


僕は古民家の整理と広い庭の整備が山ほどあるので、そっちをやってます。


オンライン流行りの時期がきて、次はリアルがまた流行るとしたら、庭の整備はけっこうおもしろいことを知っていることは重要かもしれません。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。