アバラいたさん

今日は合気道でしたが、アバラが痛過ぎてヒーヒー言うておりました。アバラの痛みを考えると「先生、アバラがヒビ入ってるかも」って先生に言うことによって、「ソウカ。今日は見取り稽古にシマスカ?」みたいな展開になったとして、それもええかもしれんけど、いやしかし。痛い。痛いけど。

阪神に近本選手というスーパープレイヤーがいて、彼が今年のキャンプのときに調子が良過ぎたので、トレーナーに「身体の軸が整い過ぎてて練習にならないので、身体の軸を崩してほしい」とお願いしたという。これ本当に、プロ意識ってそういうことかと心から感心します。

合気道というのは武道であって、舞踊でもなければ、ロールプレイでもなくて、ちゃんとした戦いを前提としたものなので、あらゆる状況があって良いような気もする。例えば、身体が健康で、痛みもないから合気道をするのかっていうと、なんか違うんじゃないかという気がする。誰かが襲い掛かってくるとき、自分の身体がケガをしていないとは限らなくて、自分の身体のどこかが痛みを感じてない万全な時に襲われるわけでもないはず。

プロ野球選手はある程度の怪我を抱えたまま出場している人もいて、怪我をしていてもヒット打って、走って、守って、その上でデッドボール当てられたりして。それでも勝負は勝負として毎日あって、自分がケガして試合に出られないから負けたとしても、負けは負け。だったらケガしてても、出場をして勝つ確率が上がるのなら、勝ちたいし、貢献したいっていう意識。そして、4月~9月までの6ヵ月が身体が万全にいられる保証なんてなくて、痛いことも、しんどいこともきっとあって、それでも試合に出続けていくのが一流のプレイヤー。つくづくすごい。だからこそ、調子が悪い時の練習をしておけないかと考えるっていう発想がすごい。

そう考えると、腕が痛い、足が痛い、首が痛い、アバラが痛いなど、練習の好条件でしかないと考えることができるなと思うようになった。仮にアバラが痛い時の練習をしたいなと思っても、自分でアバラを痛めるわけにはいかないからこそ、アバラが痛いときににはアバラが痛いときなりの練習をするというのが正しいなと思ったりしている。

すると、痛みが出ているときの練習を休むとか、勿体ないという発想になってくる。まあ無理は禁物なんだけども。

そんなわけでとりあえず今日も合気道の練習は無事に終えました。でも、明日はいちおう病院に行ってこようと思います。湿布もらうだけかな。。。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。