シロアリを倒してもらおう

ずっと嫌な予感はしていたのでした。ある意味では、これは、運命的にそうであったとも言えるかもしれない。

一昨年の秋から取り組んできた庭の片付けが少しずつ手慣れてきたこともあって、昨年は冬にチェーンソーを手に入れて、大きく育ち過ぎた栗の木に、大規模な剪定を加えました。おかげでこれまでよりも随分とすっきりとした庭の姿が見えてきました。なんとなく草刈りもしやすくなって、そのためか最近は毎日のように草刈りも続けられるようになってきたのでした。

そうすると中庭にも少しは気が回るようになるもので、去年よりはかなり中庭に対するケアもしたいなあという気が回るようにもなってきました。最近は中庭の草をむしり、ある程度の目処が立ちそうな気がしてきたなと、そんなふうに思っていたときに、たしかに昨年ちょっと脆くなっていたような気がする立木が完全に倒れかかっていたのを発見しました。


「なんやこれ。脆くなってるから折れそうやなあ。」

「バキッ」

「おお、根っこから脆くなってたな。あれ・・・。」


怪しい怪しい、小さな虫。アリです。そしてもう見間違うこともない完全に白いアリです。


「中庭に巣食っちゃってたのかよ・・・や、や、やばすぎる!」


そうなのです。でかい栗の木を剪定したときも、木に綺麗に細い穴が空いてたのでした。気になって深く掘っていくと、でかい女王アリもいました。

たぶんアフリカだとご馳走だったはず。ほら。


でも、あまり昆虫食が得意ではない僕ですので、ひたすら気持ち悪い。しかも女王アリをぶっ倒したところで、すぐにそれは仲間が察知して、次の女王蟻が生まれてくるという逞しさ。本当やだ。


そんなわけで、家の近くにきてたら本当に困るなあ、どうしようって思ってたら。いたよ、もうすぐ近くにいた。シャレにならないくらい近い。だって中庭だもの、もはやアウトと言えるかもしれない。

さてこれはまずい・・・。なんだかヒヤヒヤしてはいたものの、まだあまり本気でもなく、雨上がりに気持ちがいいので、日向ぼっこしていたら、なんかすげえ怪しい羽がついた虫が20匹くらい入ってきた。


「わ。。。これ、羽アリ!!!」


調べればすぐわかりましたが、ゴールデンウィークくらいから雨上がりには羽アリがめっちゃ飛ぶらしいんです。その襲撃をまともに喰らい、さすがに大ショックを受けたとともに腹が決まりました。


「悠長なことを言うている場合ではない。家が潰れてしまう。」


そんなわけで、近くでシロアリや害獣駆除を行なっている専門家さんを探して連絡しました。すると、たまたま時間が空いていたらしく、とりあえず、明日調査に来てくれることになりました。

どれくらいの大規模な仕事になるかわかりませんが、もう任せるしかないなと思ってます。あらゆる協力を惜しまず、とにかく一日でも早くシロアリの駆除と消毒を行なって、我が家をシロアリから守らねばと思ってます。


もう、予想外のことが多過ぎてほんとたいへん。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。