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庭を通して過去と向き合う

今日は庭師のくるみちゃんを含めて5名の仲間と一緒に庭の作業を行った。

昼からの作業だったが、草刈りと草運びと剪定であっというまに17時になって暗くなってきた。神戸から庭づくりに参加しにきて、これからの暮らしを一緒につくるための視察をしてくれたハルくんを送るために早めに終了。

今日は庭を一緒に見てくれるくるみちゃんと、庭をどうしていきたいかという打ち合わせと剪定の仕方を教えてもらうことを兼ねての作業だったこともあり、ある程度の進捗だったが、来週の作業に向けて順調な感じではある。


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下草はかなり刈れてきて、まずは庭をつくる準備の準備といったところ。
明日は大前君が耕運機で根切りをしまくってくれるとのことで、大変ありがたい限りである。「マシーンの実力やいかに」といったところである。


ただ、こうした雑草の戦いにおいて、マシーンはものすごい力を発揮することを僕は経験的によく知っている。乗用モアなんてのは、ブイブイのりまわしているだけで草ががんがん刈られてしまう最高のスグレモノであるし。

今回のマシーンはハンマーナイフというらしい。我が家の庭に巣食う雑草どもをグリグリと掘り起こして、土の中に鋤き込んでしまうというシロモノ。良い働きを期待している、フォフォフォ。


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まだまだ鬱蒼としている我が家の庭たち。雑草はいい感じになってきたが、次は樹々の剪定である。くるみちゃんに教えてもらってみると、なんかもうなにもできてないなーってことだけがよくわかる。なんもできてない!!


とりあえず、もうウメの木がものっすごい鬱陶しいくらい生える。去年まあまあ刈ってやったろうが、と思うけど、なんかもう忘れたのかよって思うくらいドバシャーって枝がわんさと生えてきている。キリが無いが仕方ない。

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草むらが消えて無くなったが、そうすると次は山盛りの狩り終わった草たちを燃やさなければならない。ついついいつも頼りにしちゃう頼れるおじさんにおねがいしなければなるまい。いつもありがとうございます。


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作業が明確になってきたので、来週はいろんな人に来てもらって、剪定とか根切りとかに全力を注いでもらおうと思う。本気でやればなんとかなる。



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なんせ今回自分が反省しているのは、夏の間に見過ごした「葛」のツタについてである。彼らがしゅるしゅると地下を這っていったのを見ていたのに、あれを見逃してしまったからこそ、ものすごい勢いで樹々に絡んでいって、いつの間にやら庭が葛の庭になってしまっていた。すげー悔しい気持ちだ。


ツタに腹がたつとはおかしな話だが、ツタは、僕の過去のしがらみみたいなものだと思う。蓋をしてきたどうしようもないものたちが絡んでいるのだ。

情けなさとともに、この惨めな思いも、鬱蒼とした残念な環境も、二度と繰り返してなるものかーと心に誓いながら絡まったツタを引き剥がしている。


自分の家の草刈りはものすごーく勉強になる。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。