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心ふるえる詩 #01 「Running Scared」

聞いているだけで心が揺さぶられ、涙すら出てくる…
そんな曲が私には幾つかあります。
せっかくnoteをやっているので、自分の思い出の整理の意味で、一曲ずつ紹介してみようと思い立ちました。私のnoteでは初のシリーズものかもしれません。
不定期でやってみようかなと思っています。

学生時代から洋楽をよく聞いてきましたが、その頃の曲で心ふるえたものにはメッセージ・ソング的なものが多かったように思います。
このシリーズでは、私なりの訳詞をつけて紹介します。
拙い訳ですし、私の勝手な解釈入りまくりですけれど、原詩は最後にリンクを貼り付けていますので、元の詞が知りたい方はご覧になってください。そして私の訳を「そうとったか」ぐらいに思っていただければ嬉しいです。

一曲目、はこの曲です。

同じタイトルのロイ・オービソンのクラシックがありますけれど、こちらは彼に比べると無名のフィー・ウェイビルという人の歌です。
1986年に封切られた「Running Scared(邦題は「夢見て走れ」)」という映画のタイトル曲になっていますが、SoundTrackでは4曲目に入っています。

映画は、当時バラエティで大人気だったビリー・クリスタルとタップ・ダンサーのグレゴリー・ハインズが共演している刑事物のドラマで、軽快なアクション・コメディでしたが、確か日本ではあまりヒットしなかったような…
でも、SoundTrackからはいくつもヒット曲が出てきていました。

で、詩なんですけれど、こんな感じです。

影のように時が迫り、チャンスはすり抜けてゆく
何が正しくて、何が間違っているのかを考えてる間に
振り返っても仕方がない
フィクションが真実に変わってゆく
人はそんなことを続けてしまっているんだ…

(明るい光の先へと)
否定なんかしないさ、でも
(一歩踏み出しさえすれば)
君だって変われるんじゃないのかい?

自分の心を信じ、内面に目を向けて見ろよ
奴らにゃ「実は怖くして逃げ出したいんだ」なんて悟らせるな
君は千里先の夢だって追いかけることができるんだ
最後には必ずできるんだって信じることができるなら、
もうそこには「怖さ」なんてないんだからさ

さあ、サイを振る時が来た
氷を切り裂いてゆくんだ
今まで払った代償なんて忘れてしまえ
その日を取り戻すために、今日を境界線にするんだ
もう、何もすり逃してゆくことなどないように

(明るい光の先へと)
否定なんかしないさ、でも
(一歩踏み出しさえすれば)
君は変われるんじゃないのかい?

自分の心を信じ、内面に目を向けて見ろよ
奴らにゃ「実は怖くして逃げ出したいんだ」なんて悟らせるな
君は千里先の夢だって追いかけることができるんだ
最後には必ずできるんだって信じることができるなら、
もうそこには「怖さ」なんてないんだからさ

(訳は私がやってます。必ずしも正確ではありませんのでご了承ください)

どうでしょうか?
誰でも先が見えなくて怖い時、色々迷って考えてしまう時、ってあると思います。
そんな時に、この歌を思い出します。

怖くても、迷っていても、それを表に出さずに夢に飛び込んで、まっすぐに進んでみること、幾つになっても忘れたくないなと私は思います。

ああ、そうだ。「夢見て走れ」という邦題は、「恐れ震えながら走る(Running Scared)」なよ、という意味では超訳かもしれませんね。

最後に、こちらが元の英語の詩です。

No Music, No Life.
音楽は人生の糧、だと思います。この詩があなたの心に届いたら嬉しいです。

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