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「ズレ」を作る:数的優位をどのようにしてつくるか
今回は私がビルドアップ時に大切にしている「ズレを作る」について書いていきます。
とてもシンプルな考えであり、読んでいくと
「そんなのは当たり前」
って思うかもしれませんが、是非最後までお読みいただければと思います。
はじめに
![](https://assets.st-note.com/img/1708236312232-hUvQ5uJ1To.png?width=1200)
4−4−2同士のミラーゲームと呼ばれる戦い方に沿って解説していきたいと思います。
このような時に私は個の力で相手を外していくというよりは、意図的にポジションの「ズレ」を作りながら前進していくことを試みることが多いです。
なぜなら自チームと相手の力の差が大きければ(自チームが優位であれば)個の力で外していけるかもしれませんが、相手との個の局面でなかなか外していけない場合(自チームが劣勢の場合)に、ビルドアップがうまくいかなくなることが多いからです。
(もしかしたら育成年代では個で剥がす力を獲得させるために、この形を取ることはあるかもしれませんが。)
「ズレ」とは何か?
![](https://assets.st-note.com/img/1708236368896-4x0EweI0jy.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1708236380623-VeAwncNtJw.png?width=1200)
このようにマッチアップの状況から意図的にポジションを変えて「+1」の状況を作ったり、相手が2枚なら3枚に、4枚なら5枚に、というようにマッチアップの状況を崩していくことを「ズレ」を作ると言います。
![](https://assets.st-note.com/img/1708236405650-lAaso29NcS.png?width=1200)
シンプルな考えとして2対1の状況を意図的に作るというイメージです。前進のベースを2対1の状況を作ることという形のコンセプトをとることが多いためこのような「ズレ」という言葉を使って表現しています。
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