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転職者が多い業界はどこ?

「転職者が就労するのはどの業界が多いんだろう」とは思いませんか?
転職者が多いということは基本的に募集人数も多いので、転職はスムーズに行く可能性が高く、また現在よりも好待遇の会社を探しやすいと言えます。

そんな転職者が多い業界ランキングをご紹介します!

【転職者が多い業界ランキング】
第一位:卸売業、小売業
第二位:宿泊業、飲食サービス業
第三位:サービス業(他に分類されないもの)
第四位:医療、福祉
第五位:製造業
第六位:生活関連サービス業、娯楽業
第七位:運輸業、郵便業
第七位:教育、学習支援業
第九位:建設業
第十位:情報通信業

業種別では一番多いのは「卸売業、小売業」で84.14万人でした。
次いで多いのは「宿泊業、飲食サービス業」の79.55万人、「サービス業(他に分類されないもの)」の73.40万人となっています。
1位の「小売業」はある意味、商売の基本、王道であり、業種の裾野も広いです。事業所も小規模のところが多いため、転職者数も自然と多くなっているのではないでしょうか。2位の「飲食サービス業」も同様だといえます。

4位は「医療、福祉」の67.60万人、5位は「製造業」の49.40万人、6位は「生活関連サービス業、娯楽業」の30.12万人でした。
「医療、福祉」は高齢化社会を迎え、いま最も伸びている分野の一つ。常に人手不足が言われており新規施設のオープンなどで求人の需要が多いです。日本のものづくりを支える「製造業」も裾野が広く、工場の海外移転などでひと頃は不景気感が漂っていましたが、近年は国内回帰現象も見られ、採用意欲も旺盛なのではないでしょうか。美容、浴場、パチンコなど「生活関連サービス業、娯楽業」も慢性的な人手不足の業界です。

ランキングは働く人に人気のある業種や雇用の盛んな成長業種、慢性的な人手不足の業種、離職率の高い業種など様々な要因が重なった結果となります。
自分の希望する業種がランキング上位の場合、基本的に募集人数も多いので、転職はスムーズに行く可能性が高いと言えます。
一方、なぜ募集が多いのかを考えた時に、新規事業や新規店舗などの場合は成長に伴う募集ということがわかりますが、離職率が高く、常に募集をしていないと回らない、という可能性も否めません。
企業調査の際には、表面的なデータ以外にも業界内での評判なども調べると転職成功に近づくでしょう。


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