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欧州生活 傘をさすほどでもない雨のとき

Vol.099
欧州生活とは随分と幅広いタイトルにしてしまったが、特に言うなればイギリス、フランス、イタリアの私の経験内の生活ということだ。
なので、スペインもドイツも北欧もよくわからないが、おそらく同じ感覚でないかと思う。

ちょっとの雨降りでは傘はささない

日本にいると、ちょっとポツポツ降り始めたなと思ったら、すぐに傘を用意する。
用意がなくても、コンビニに行けばすぐに大きな傘を買うことができる。
なので、雨がちょっと降ろうが傘をさすのを常識だと思っていた。

しかし、イタリア暮らしやフランス生活などを経験して思ったのは、ちょっとの雨で傘はささない。
傘をささずに軒下を上手に渡りながら家路や目的地へ急ぐことが多い。

傘は折り畳みサイズの使用が多い。本降りの時は大きめの傘を持ち出す
人によってはゴルフ用の傘を利用したりと、傘に頓着がない。

しかしもちろん本降りの雨の時は、長靴はもちろん、きっちりと雨対策はする。

フード付きな服が欠かせない

欧州暮らしが長くなって、出張とかでも重宝するのは、折りたたみ傘ではなく、フード付きのウインドブレイカーのようなもの。
イタリアでもフランスでも「ケーウェイ」という防水加工されているウインドブレイカーを持ち歩く。ケーウエイは実際はブランドの名前だが、もはや雨風を防ぐ洋服として、どの家庭にもあるといえよう。
実際に子供の遠足などでも「ケーウェイ持参」と書かれている。
まぁ、ブランド名なので、言いたいことは防水加工されているフード付きウインドブレイカーを持参することということだ。

なので、ちょっと雨が降ったぐらいでは傘をささずに、このケーウエイのようなもののを着て、フードを頭にかぶって行動することが多い。
もちろんケーウエイではなく、フード付きのトレーナーだったり、とにかくフード付きがポイントだ。
それで雨をしのぐ。

私もすっかりこのフード付き生活やキャップ帽子に慣れてしまったので、東京でも傘を持たずに行動することが増えてしまった。

でもこれは反省だ。

日本と欧州では雨粒が違うと思う。
日本はやはり湿気が多いので、雨粒が大きいと感じる。
欧州のは霧のような雨だったり、乾燥しているので、雨に降られてもすぐ乾いたりと条件が異なる。

なので、欧州旅行をする際、折り畳み傘を持参するよりも、雨風を防げるウインドブレイカー持参をおすすめするのだ。

そして来日している欧州系ツーリストは、たいていフード付きの服を着ていることを目にすることと思う。
本当に彼らは滅多に傘をささない。

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