外国人を接待するなら のんべえ横丁編
Vol.053
外国人が来日して、日本のイメージといえば? ですが、意外と写真に使われるちょうちんとか下がっているような横丁。
でもここはとても彼らにとってはとても敷居が高い!
のんべえ横丁は、完全に異次元!
のんべえ横丁は知っていても行かない日本人も多い。
別にわざわざ横丁に行かなくても、ほかにも飲食あるしみたいな。
なので、日本人でもなかなか横丁の流儀がわからない人も多いことだろう。
そうした場合、外国人にとってはどうだろうか?
銀座、渋谷、上野、浅草などの東京の主要観光地は、たいていすでに英語メニューがあって、なんだかんだでインターナショナルな対応ができる。
そして、英語表記なども多くあることから、たどたどしくともなんとかできる。
その中で、駅のそばとはいえ、異様な雰囲気でありながら、そそられる飲んべえ横丁は、まさに彼らからして”マジカルジャパン”のように見えるらしい。
小さいお店が立ち並ぶ光景こそファンタスティック!
小さいお店が立ち並び、そこにはぎゅうぎゅうに人が入り、次から次へとお店を渡り歩く。そんな楽しみが横丁にある。
このような横丁は、スペインのサンセバスチャンやイタリアのヴェネツィア当たりの光景に似てるといえば似てるかもしれない。
でも日本の横丁は人情を伴う流儀がある。
横丁に外国人を連れていくときのガイド役は予習が必要
ということで、横丁には流儀があるので、連れていくガイド役の人は、あらかじめなじみになっておくことをお勧めしたい。
当のガイド役本人も観光的に外国人を連れていくと、常連さんや店主さんに迷惑をかけてしまうこともある。時には、門前でお断りってこともありうる。
来日した外国人に日本のハートを知ってもらうためには、横丁は本当におすすめしたい。でも横丁の文化を守るためには、流儀あって、礼儀あってが大切。
その礼儀が叶えば、横丁同士のお店屋さんが、次に行きたいお店を紹介してくれたりする。
観光で一度しか訪問できない日本だとしても、やはり文化を継承するためにはガイドする日本人が流儀をわかっていることが大切だ。
外国人が観光マナーを守っていたとしても、ガイドの日本人が守れないことが多々あると疲弊を聞く。
なので、指南する人はより一層の日本の文化や流儀を学んでみてはいかがだろうか。