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外国人を接待するなら 東京スポット観光編

Vol.054

世界中の美食が集まる東京。
そしてそのおもてなしや価格は、外国人としたらたまげるほど素晴らしいと驚かれる。
円安もさらに一押ししているので、今タイミングでのこと。
今回は5日間しか滞在日程がなく、朝9時から17時までは展示会でがんじがらめだったイタリア人のために、短時間でも楽しめる観光スポット2つをご紹介とする。

渋谷ハチ公前交差点

やっぱり渋谷のハチ公前交差点は、老若男女問わず、オール外国人が訪れたいとされる場所。
その理由は簡単で、まず無料で楽しめるということと、そこにいる自分というのが素晴らしいっぽい雰囲気。
街を遊ぶ! というような感覚だろうか。
信号が青に変われば、多くの外国人がカメラをもってセルフィーしたりしながらわたる。
そのまんべんの笑顔を見ると、通行人としては邪魔であっても、こちらがよけてしまう。

そう、渋谷のハチ公前交差点の面白さは、あれだけの人が交差しながらも、絶対にぶつかることがないという。
これがかなり印象的らしい。

そしてフリーハグだったり、デモだったり、彼女募集中だったりと、誰が何をどのようにプレゼンしようが、みな華麗にスルーできるというのも面白いらしい。

できれば上からも見せてあげたいハチ公前交差点

ハチ公前交差点は、まず往復は行ってあげてほしい。
一度目はたいてい撮影で忙しい。
二度目はたいてい外したくない撮影で忙しい。

マークシティのエスカレーターを上がると、
そこはハチ公前交差点を見下ろす絶景スポットだった。

そして忘れてはいけないのは上からの風景。
どうか井の頭線とJRの改札をつなぐ駅建物の2階から見せてあげてほしい。
駅もそれなりの喧騒だが、静かに地上のカオスのような人の流れを見るのは、たまらなくエキサイティングらしい。

江戸の風情が今でも残る浅草

やっぱり浅草は17時に浅草寺の扉が閉まろうとも連れてってあげてほしい。
この雰囲気はやはりとてもユニークで日本を感じる。
浅草は日本人であっても、その風情が別枠なのではないだろうか?
やっぱり雷門でパシャは外せない。

ちょうちんの自己主張が威風堂々な浅草雷門。

お土産コレクションで人気グッズはマグネット

浅草といえば仲見世。ここは残念ながら17時に閉店するところが多々であるが、意外と最近はやっているお店も多いので、東京土産というものを買いたい外国人観光客はぜひとも連れて行ってまとめ買いさせてあげてほしい。

たいてい外国人が欲しがるお土産はこの3つ。

1,東京と書いてあるマグネット
2,東京と書いてあるスノーボール(←意外と探すのが困難)
3,東京と書いてある湯呑

日本人だとまったく見向きもしないお土産かもしれないが、意外とべたなものを欲しがる。

そういえば以前友人のシチリア人は、来日するたびに、シチリアと書いてあるマグネットやキーホルダーをいっぱい持ってきては配っていたことを思い出す。

余裕があれば古着ショップで着物も買える

浅草寺の脇の伝法院の方になると古着の着物ショップがある。
かなりなビンテージ着物で、なかなか着こなすには勇気がいるが、外国人には関係ない。
ちょっとの金額で、着物と帯だけでも手に入れられれば大喜び!

後ろ帯がピンで止まってることを知らずにも、
試着だけでも大満足。


今回のゲストは、着物、帯、帯どめを買って、しめて3500円という価格だったので、試着の時にも何回も写真を撮り、その彼氏から「ベリッシマ!(美しすぎ!)」という返事をもらったため、ご機嫌でお買い物をしていた。

最後に浅草デンキブラン

東京土産をまとめて買い込んで一息つきたいのであれば、浅草名物デンキブランであろう。
たまたま私のゲストがハードリカー好きということもあり、浅草の地酒ということでデンキブランを飲みに行く。

本当はなみなみ注がれているデンキブラン。
撮影する前にすすってしまったためだ。

そんなこんなで17時から19時頃までの短時間観光ではあったが、日本を大好きなゲストに仕立てることができた。
東京は高層ビルが立ち並びながらも、風情漂う場所もあってファンタスティック! とお言葉頂戴して、私の任務は完了した。

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