![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60436687/rectangle_large_type_2_744287eff8fdb46ee245da2cafdaf379.png?width=1200)
失敗の科学 読んだ
お盆休みにぱらっと失敗の本質を再読(というかななめ読み)して、こっちもと思って購入。わかる、けどどうしたらいい?と思うことがたくさんありました。
失敗を個人の責任とするとだれもホントのことを言わなくなる。失敗を一種の実験結果とみて、お互いに報告しあう。周辺データをあつめて新しい仮説をつくって検証することで、組織の致命的な失敗は飛躍的に減っていく。
成功することがわかっている実験から得られることは少ない。なんにでも当てはまるようにしてしまうと、何も学べなくなる。
おもしろかったのは非難のプロセス
1. 期待する
2. 幻滅する
3. パニックになる
4. 犯人探しをする
5. 無実の人を処罰する
6. 無関係な人を報償する
特に公人に対して強く出ている。しょうもない、と思ったとしてもそうしたことを望む読者がいる限り、メディアは供給する。
これと日本人の失敗に対する恐怖感をあわせると、なにかやって失敗するより何もやらない方がよい、となるのは必然。
この意識が強く、様々なメディアでこうした記事のPVが高い状況が続く限り、日本は沈んだままなのかもしれない。
自分は何ができるのだろう?
自分に対する3つの問いかけを持っておこう
1. 判断を間違えることはありうるか? (Yesだらけ)
2. 間違った方向に行っていることをしる手段はあるか?
3. 客観的データを参照して自分の判断の是非を問う機会はありますか?
多くの人に読んでほしい本ですね。
失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織
Amazon Services International, Inc.による
詳細はこちら: https://www.amazon.co.jp/dp/B01MU364ID/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_CRAV3HQQ4HPNSBS76EN8
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?