企業変革(CX)のリアル・ノウハウ 修羅場の経営改革ストーリー
新書でよみやすくていいですね。
1部、2部はさらっと。短編フィクションなので、大変そうなところはかなり端折った感じで書いてるな~と思ってました。ここだけだとほかの本読んだ方がいい気がします。
3章はこの手のことに興味がある方はぜひ読んでほしい。
コッターの変革の8Step、三枝匡さんの変革の要諦等々と通じるところもありますが、トップダウンベースではなく、ミドルからで行う示唆がはいってます。
トップダウンベースでは、トップが起点でないとスタートできない場合がありますが、トップではないところからスタートするケースは多分数多くある。
内部のミドルの場合もあるだろうし、外部コンサルがうまく立ち回ることもあるだろうし。
最後はどうやって次世代の経営層を育成するのかの問い。
座学だと無理。今の大き目な日本企業の制度だと経営の経験を積む年齢が高すぎる。
若手抜擢(望ましくは30半ば?)できる制度を作るのがCXの第1歩?ただ切迫感ないと座学チックになりそうだし。。。
これができている企業は、創業から時間がたっても中は若々しい仕事の進め方しているんだろうなぁ。
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